2025-11-01から1ヶ月間の記事一覧
柳川 一 の「中山民俗学探偵譚 」を読んだ。 戦前戦後にかけて、中山が出会った有名人たちとのエピソードをうまく謎ときに仕立てたミステリー。 ナレーターの読み方の問題もあるかもしれないが、大変上品というか京都料理みたいな本。欲を言えば滋味深いが逆…
今日は早朝からとある研修とは名ばかりのお楽しみイベントに参加して、山口県萩へ小旅行。お陰で本は読めなかったが、萩といえば吉田松陰の松下塾を見学してきたのでご紹介。 こちらは、明倫学舎の資料コーナー 萩・明倫学舎 予備知識全くないまま入ったけど…
柳田國男の「日本の昔ばなし」を読んだ。 昨日の本(動物たちは何をしゃべっているのか)を読んで、ききみみ頭巾が欲しいなーと思っていたところ、収録されていたのに行き当たった(偶然よ?)すごいセレンディピティ! ききみみ頭巾は、赤い頭巾らしいよ。 …
山極寿一 (著), 鈴木俊貴 (著) の「動物たちは何をしゃべっているのか?」を読んだ。 今年のトップ10に入る良かった本「僕には鳥の言葉がわかる」の鈴木俊貴と超有名なゴリラ研究者山極寿一、二人の研究者による対談本。 一般人向けにきちんと噛み砕かれてい…
辻真先の「命みじかし恋せよ乙女 少年明智小五郎」を読んだ。 事件の舞台は「むの字屋敷」。俯瞰で見ると、ひらがなの“む”のように見えるという、なんとも奇妙な構造だ。読者としても、その全貌をなかなか掴みきれないのだが、登場人物たちも迷いながら歩い…
ゆうきゆうの「マンガで分かる心療内科ゲーミフィケーション編」を読んだ。 あまりにも仕事がつまんなくなんとか打破したいよね、ということで「ゲーミフィケーション」がいいのではないか?とひらめいた。 閃いたが、本を読む気力もおこらないのでマンガに…
湊かなえ の「暁星」を読んだ。 実は読後に嫌な気持ちになるのでは…と、しばらく聞き渋っていた作品だったが、いざ聴いてみると、その不安は杞憂に終わった。むしろ、心を大きく揺さぶられた。湊かなえの「暁星」は、宗教2世の痛みと、それに絡み合う人間の…
ドリヤス工場の「異世界もう帰りたい」を読んだ。 転生した異世界はどうやらゲームの世界だったらしく、そこではまるで現代日本のゲーム会社とほとんど変わらないバグ対策が人海戦術で行われていた。風刺が効いているわ。 全くゲームをしないのでガチャのワ…
下村 敦史,の「口外禁止」を読んだ。 最新のAIが「サッカーワールドカップの対戦成績を予測」できたら? そんなはずないと頭では思いつつも、3回連続当たっていたら、信じてもしょうがないのかもしれない。 昔、ワールドカップの結果を予想するタコのパウル…
向坂くじらの「踊れ、愛より痛いほうへ」を読んだ。 少女「アンノ」の理解されない生きづらさを丁寧に描いた作品。 「割れる」という感覚に、これほど説得力をもたせた表現があっただろうか。少女「アンノ」は、傷つかないために、必死で自分が割れないよう…
米倉穂信の「巴里マカロンの謎」を読んだ。 2日続けて美味しそうなものが登場するミステリーを読んでしまった。 私のグルテンフリー生活が危うい。 米倉穂信の小市民シリーズ、安定のおもしろさだった。 今回の気付きは本で読むのとAudibleで聴くのでは随分…
土屋うさぎの「謎の香りはパン屋から」を読んだ。 読む手を止めるたび、ふわりとパンの匂いが鼻腔をくすぐる気がして、お腹が鳴った。まったく罪なミステリーである。グルテンフリーチャレンジ中の人間が読む本ではない。 「謎の香りはパン屋から」は、主人…
赤川次郎の「たそがれの侵入者」を読んだ。 赤川次郎といえば、昭和から令和をまたぐ大ベテランだが、その筆致はまるで衰え知らず。この人、まだこのテンションで書けるのか~。 朗読ナレーションがとても良いという噂を聞き、久しぶりに手に取った(という…
いやー先日は一生懸命書いた「YABUNONAKA」の感想文を投稿していなかったようで残念だ。あんなに頑張って書いたのに。 なんで、一日に2つも投稿しちゃう。 逸木 裕 の「五つの季節に探偵は 」を読んだ。 初読みの作家さん。 「五つの季節に探偵は」は、連作…
金原ひとみの「YABUNONAKA―ヤブノナカ―」を読んだ。 読後、しばらく呆然とした。この人、すげぇ。語彙があれだが、そうとしか言いようがない圧倒的な読書体験だった。 タイトルの「YABUNONAKA―ヤブノナカ―」は、おそらく芥川龍之介の「藪の中」から来ている…
若林稔弥 の「幸せカナコの殺し屋生活」を読んだ。 ブラック企業で擦り切れるまで働いて首になったカナコは、あらゆる採用試験に落ちまくり、やっと採用されたところは「殺し屋斡旋業」 そんなの無理!ありえない!と思ったけどなぜか才能があったらしくメキ…
古賀新一の「トロルドお母さんが怖い!」を読んだ。 KindleUnlimitedで古賀新一の作品が大量に読めるようになっていて、 エコエコアザラクの人、でもちゃんとよんだことなかったなーと思い一番タイトルが意味不明の一冊をチョイス。 怖い、というより生理的…
三津田信三の「碆霊の如き祀るもの 刀城言耶シリーズ」を読んだ。 この「刀城言耶シリーズ」こつこつ読んでいるのだが、今回は読了までかなり時間がかかってしまった。去年の9月に購入して積読しまくって、再開しても波に乗れずようやく読了。 これだけ時間…
麻見 和史 の「殺意の輪郭 猟奇殺人捜査ファイル」を読んだ。 上品なものばかり食べていると、たまにジャンクフードが食べたくなるように、人気作家の新シリーズを読んでみた。 タイトルからして、もっと血みどろな「猟奇殺人」を期待していたが、思ったより…
眞邊 明人 の「もしも豊臣秀吉がコンサルをしたら」を読んだ。 気づいてなかったが右肩に「ビジネス小説」の断り書きが(笑) もちろん、この本をよんで「コンサルティングとはなにか」がわかるわけではない。 それを踏まえても「ビジネス感」はそんなにない…
烏谷 昌幸の「となりの陰謀論」を読んだ。 陰謀論という言葉に、どこか「頭の悪い人が信じるもの」という偏見を持っていた。 正直に言うと、少し見下していたところがある。でも、「となりの陰謀論」を読んで、その考え方がいかに浅かったかを思い知らされた…
池谷 敏郎 の「血管の老化は「足」で止められた 」を読んだ。 先日、お医者さんの書いた「歩くことがどれだけいいか」という新書を読んだら、今度はこれがおすすめされた。 ichi-z.com ここでも、歩くことがどれだけいいか力説されている。 むしろ、ランニン…
金原 ひとみの「ミーツ・ザ・ワールド」を読んだ。 初めて彼女の作品を読んだけど、めちゃくちゃ面白かったー 映画化されてちょうど今上映されているのだが、その予告編まで巡回してきてしみじみ良かったなーと思い返す。 『ミーツ・ザ・ワールド』は、希死…
青柳碧人 の「赤ずきん、イソップ童話で死体と出会う。 」を読んだ。 赤ずきんちゃんシリーズ、第4弾でお使いにでたまま、いまだ家に戻れない赤ずきんちゃん。今回は「イソップ童話」の世界に迷い込む。 うさぎと亀の寓話に絡めた殺人事件とか、オオカミ少年…
アンソニーホロビッツの「 死はすぐそばに ホーソーン&ホロヴィッツ・シリーズ」を読んだ。 読めば読むほど、ホーソーンの事が魅力的になってくるなー 今回の話は、今までに輪をかけて一筋縄ではいかないミステリー。 あまりにも事件が起こらずネタに困った…
中丸雄一の「山田君のざわめく時間」を読んだ。 ご存知?アイドル?の人だ。 クエッションマークつきすぎ。 だか、そう私にして顔と名前が一致してるくらいなので、結構な有名人。なはず。 以前テレビで彼が漫画を書いているところの特集があっており、決し…
長尾 和宏 の「歩く人はボケない 町医者30年の結論」を読んだ。 いやー2時間座りっぱなしだと、死亡リスクが15%上がるらしいですよ! エライコッチャ。 2時間どころじゃなく座っちゃってる人、多いんじゃないっすか? 歩くといい、って色んなところで…
ジョージ・オーウェル の「1984」を読んだ。 帯に「むかし読んだ時よりもむしろ怖い」と書いてあったが、本当にそのとおり。 と言うか読んだ記憶自体「二重思想」だったのかもというくらい、何も覚えていなかった。 さすが20世紀の最高傑作。 これを1949年に…
はるな檸檬 の「れもん、よむもん!」を読んだ。 宝塚オタクで有名な漫画家の、読書に関するコミックエッセイだ。 この人、小さい頃「和田誠になる!」と言っていたらしい。サイコーな小学生だ。 なれなくて残念、みたいなことを書いてあったけど、いやいや…
ホモサピの「地球は食べ物 いきもの獲って食べてみた日記」を読んだ。 私、こういうの大好き。究極のたくましさは身一つで行きていくこと、道草を食いたいタイプ。というわけで、以前からずっと気になっていたこの本をお買い上げ。 写真とかがないので、ちょ…