古賀新一の「トロルドお母さんが怖い!」を読んだ。
KindleUnlimitedで古賀新一の作品が大量に読めるようになっていて、
エコエコアザラクの人、でもちゃんとよんだことなかったなーと思い一番タイトルが意味不明の一冊をチョイス。
怖い、というより生理的嫌悪感のあるテーマ(ナメクジとか蜘蛛)とキテレツなストーリであっという間に読了。
美しい姉に嫉妬もせず尊敬している血の繋がらない妹。
だが、母親は我が子である娘には「嫉妬心をもて」と平手打ち、血が繋がらない姉には黒魔術で呪をかける。なんという非道。
しかも、娘も母親もみな若くて美しいのだ。
最初は70年代の少女漫画のような絵柄だったが、呪が効きはじめると美しかった顔は何やらわからない線でグリグリと描かれ、キモチワルい。
あんなに呪いのせいでひどい事になっていたのに、最後は無難にハッピーエンドに収まり、意外性はなくて落ち着く結末。黒魔術を使うお母さんは死んでしまったけど、美しく仲の良い二人の姉妹は残りましたとさ。めでたしめでたし。
楳図かずおや伊藤潤二のホラー作品と比べ最大の特長は、画力がこの二人に比べて格段低いところ。(というかこの二人が上手すぎる)
横顔のデッサンの狂いが良き時代の親しみやすさを感じさせる。ホラーなのにかわいげがある。
それにしても「トロルド」ってなんだろう。
両親同士の再婚によって義理の姉妹となった沙也加とかおりは仲睦まじく生活していた。しかし沙也加の義母は勉強や交遊関係何事においてもかおりの上を行く沙也加を疎ましく思い、夜な夜な黒魔術で呪いをかけ続けていた。やがて沙也加の美しい顔がしだいに醜く崩れ始める……! かおりは何とか呪いを解こうとするが……。
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ファッションがかわいい。60年代くらいかな?
今の子、手に持ってるのがなにかわかんないのかもね。

