iCHi's diary~本は読みたし、はかどらず~

主に読書録。読み終えた本がこのまま砂のように忘却の彼方に忘れ去られるのが申し訳ないので、書き留める。要は忘れっぽい読者の読書日記。

2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧

つながった~

引越しが土曜日に修了し、すったもんだすったもんだして、ようやくネットもつながりました。ヤフーの迷惑メールが1000を超えてしまった。 さーきょうで、娘達は最後の保育園。明日から転園でまた慣らし保育から始まるのである。 荒れるだろうなぁ。。。。

次のスイーツは決まったか?「夏季限定トロピカルパフェ事件」

ほんとに創元社か?とおもうようなイラストの表紙であるが、あなどるなかれ去年のこのミステリーがすごい!でトップテン入りしているのだ。 「春季限定いちごタルト事件」の続編で、流れからいくと秋季限定「モンブラン」事件と冬季限定「ホワイトチョコ」事…

みずぼうそうになった

先々週、うちの子らの通う保育園で「みずぼうそうのお友達がでました」の張り紙が・・・ ひぃぃ~ 何人ものお母さんを絶叫させました。 家に帰り早速ネットで検索してみると、発疹がでる一日前から感染力を持つ・・・・ 穴があれば落ちる、水溜りがあればは…

古びないすごさ「99%の誘拐」

いや~ぜんぜん古びてないなぁ。この作品が約20年前に書かれていたとは。驚くようなハイテク駆使の話だ。(さすがに音響カプラーとかは見たことないけれど) 刑事コロンボのようにあらかじめ犯人が判っている、いわゆる倒叙ものなので、どうしてもネタばれ…

表紙と中身のギャップ!「桃色トワイライト」

ピンクピンクした表紙は松苗あけみさんだ。とってもかわいらしい。本書の中身がどんなことになっていようとも、この表紙からはうかがい知れない。加えて「桃色」と「トワイライト」という「マンガタイトルの法則=意味はあんまり考えない。言ってみればフィ…

私のなかでpopが立ってます「たそがれ清兵衛」

つい先日、テレビでも映画の方(真田広之主演)をやっていたみたいですね、見損ねたが。それにしても、最近「藤沢周平」さんがフィーチャーされている(ような気がする)。キムタクが主演した武士の一分も彼の原作であるし、私のなかで「注目株!」というポ…

頭痛もち

年末あたりから後頭部がずっと痛く、とうとう病院へ行った。病院へ行く前にネットでさんざん検索していたので、「緊張型頭痛」ではないかと見当をつけてはいたものの、重い腰を上げて病院へ。 生まれて初めてCTを撮り、やはり緊張型の頭痛であると告げられる…

表紙にびっくり「遠い約束」光原百合

表紙はあの本格推理少女漫画「パズルゲーム☆はいすくーる」の野間 美由紀さん。う~ん、マンガと小説とで表現方法は違うけれど、確かにこの2人は目指すところというかまとう雰囲気が近いような気がする。光原さんは「時計を忘れて森へ行こう」や「十八の夏…

就職活動の不条理と「格闘するものに○」

しをん嬢の処女作で、就職活動中の女子学生の社会に出ていくことへの不安と怒りがつづられています。あとがきで重松清氏が述べられているように、夏目漱石の我輩は猫であるに通呈するようなユーモアと風刺と古風な語り口。 内容は、政治家一族の娘として生ま…

おばけだってクリスマス「ラーバンとラボリーナのクリスマス」

オヒサマオハヨウ城に住むとってもかわいいおばけの家族。スウェーデンの作家によりかかれたものらしい。シンプルな絵ながら、ところどころ大胆にコラージュが施されていておしゃれ。おばけ好きな子ども達も大満足です。 内容は、どんな音も真似ができる妹お…

ドラマが面白かった人は読む価値あり?「佐賀のがばいばあちゃん」

同居人が佐賀出身なので佐賀ネタには敏感でハナワ、ハナワ言っていたのですが、これも読んでみたいと、かれこれ一年ほ ど言っています。読めよ~とうとう私が購入。趣味じゃないんだけどな!と思いつつ読み始めると電車のなかで涙が・・・ 不覚。島田洋七さ…

つかめ小市民の星「春期限定いちごタルト事件 」

なぜこの本を買ったかと申しますとこのミス10位である「夏期限定トロピカルパフェ事件 」攻め・・・のための前哨戦。読みたいなと思ったけど、最初から読みたいA型の几帳面さから、「春期限定~」を購入したのでございます。表紙のイラストがかわいい~ …

私もあははと笑ってみよう「おひさまあはは」

色鉛筆で描かれたこの本。黄色い表紙が目印で、柔らかい感じだがマンガちっくというか、一昔前の漫画風。きっと黄色い色鉛筆だけずいぶんと小さくなったことであろうよ。内容は、おひさまも庭の木も猫も魚もとにかく生きとし生ける者全てが笑っているのに、…

今年の野望はきれいな部屋で暮らすこと

野望と呼べるほど遠い現実となりつつある「きれいな部屋でくらすこと」 べつに、高い家具とか、かっこいい家電がほしいんじゃなくいけど、できれば床に食べこぼしがおちていない、畳に食べ物のシミがついていない部屋で暮らしたいの!!おもちゃと絵本と自分…

しゅんしょくうめごよみ と読むらしい「春色梅児誉美」

マンガ日本の古典31巻。春色梅児誉美は江戸後期の戯作者(でいいのか)為永春水の書いた作品で、内容は、江戸深川の遊里を背景にした、色男をめぐって芸妓や許嫁(いいなずけ)たちが真心と意気地を尽くす話。 ・・・笑えるくらい都合よくお話は収束します。…

2006年最後はコレ!「アヒルと鴨のコインロッカー」

ずっと読みたかったのが文庫になっていたので、ふはふはと鼻息荒く購入。久しぶりに一気読みだったわ~ 内容は現在と2年前の2人の語り手が交互にお話をするカットバック方式。(と言うらしい後書きで初めてしりましたよ)読んでいるうちにだんだんとわかっ…

修行がたりないとどこが「夢のような幸福」かわからないぞ

表紙のかわいいナイチンゲールは漫画家吉野朔実さんの手によるもの。吉野さんと言えば「少年は荒野を・・」とかで有名な方ですが、私の中では「本読み」というイメージが強い。というよりも「お父さんは時代小説(チャンバラ)がお好き」「お母さんは赤毛の…