iCHi's diary~本は読みたし、はかどらず~

主に忘れっぽい私の読書録。最近はもっぱらAudibleで聞く読書

『赤ずきん、イソップ童話で死体と出会う。』童話×ミステリの絶妙なギャップ

青柳碧人 の「赤ずきんイソップ童話で死体と出会う。 」を読んだ。

 

赤ずきんちゃんシリーズ、第4弾でお使いにでたまま、いまだ家に戻れない赤ずきんちゃん。今回は「イソップ童話」の世界に迷い込む。

 

うさぎと亀の寓話に絡めた殺人事件とか、オオカミ少年、金の斧、銀の斧。とにかくたくさんの子供の頃に親しんだお話がでてくる。

 

ちなみに赤ずきんちゃん自体はうグリム童話らしい。(調べた)

 

今回一番びっくりしたのが、イソップ本人の登場である。

ただの語り手とかじゃなくて、頭が硬い敵キャラとして出てくる。一息で人間を凍らせる怪物仕様。

イソップは、寓話で学ばない奴らをどんどん凍らせてゆく。

 

ただ、ここが青柳ミステリの不思議なところ。舞台はおとぎ話の中だし、魔法も怪物も出てくるのに、事件の解決方法はやたらと地に足ついたロジックで攻めてくる。

ちゃんと探偵的に謎解きをやりきる。もはや律儀というか、意地というか、そのギャップがクセになる。

ちゃんとしたミステリ。

童話の世界を舞台にして、こんなにも本格ミステリをやってのけるなんて、引き出しの多い作家さんだ。

 

ちなみに、今更ながら表紙が可愛い。

 

 

この作品はAudibleで聴きました。体験はこちらから!
\ 無料体験中でも12万冊以上が聴き放題 /
👉 Audible無料体験(Amazon公式)
リンク先:https://amzn.to/44JJJWy

 

赤ずきん、イソップ童話で死体と出会う。

世界のいろいろな国で事件を解決してきた赤ずきん。そんな「赤ずきんシリーズ」の第4弾が登場!
今作では「うさぎとかめ」「オオカミ少年」「アリとキリギリス」といった教訓話で知られるイソップ童話の世界で事件が起き、赤ずきんはこれまで同様死体と出会います。シリーズ史上最高の伏線回収にも注目です。

次に読みたい本

 

イソップ寓話集 (岩波文庫 赤 103-1)

 

なんか怖いの見つけちゃったよ・・・

なんで、この雑誌のタイトル、グリム童話なのかな?

わらべには絶対読ませたくない話ばかりに思えるが。

まんがグリム童話 2025年 11 月号 [雑誌]