青柳碧人 の「赤ずきん、イソップ童話で死体と出会う。 」を読んだ。
赤ずきんちゃんシリーズ、第4弾でお使いにでたまま、いまだ家に戻れない赤ずきんちゃん。今回は「イソップ童話」の世界に迷い込む。
うさぎと亀の寓話に絡めた殺人事件とか、オオカミ少年、金の斧、銀の斧。とにかくたくさんの子供の頃に親しんだお話がでてくる。
今回一番びっくりしたのが、イソップ本人の登場である。
ただの語り手とかじゃなくて、頭が硬い敵キャラとして出てくる。一息で人間を凍らせる怪物仕様。
イソップは、寓話で学ばない奴らをどんどん凍らせてゆく。
ただ、ここが青柳ミステリの不思議なところ。舞台はおとぎ話の中だし、魔法も怪物も出てくるのに、事件の解決方法はやたらと地に足ついたロジックで攻めてくる。
ちゃんと探偵的に謎解きをやりきる。もはや律儀というか、意地というか、そのギャップがクセになる。
ちゃんとしたミステリ。
童話の世界を舞台にして、こんなにも本格ミステリをやってのけるなんて、引き出しの多い作家さんだ。
ちなみに、今更ながら表紙が可愛い。
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世界のいろいろな国で事件を解決してきた赤ずきん。そんな「赤ずきんシリーズ」の第4弾が登場!
今作では「うさぎとかめ」「オオカミ少年」「アリとキリギリス」といった教訓話で知られるイソップ童話の世界で事件が起き、赤ずきんはこれまで同様死体と出会います。シリーズ史上最高の伏線回収にも注目です。
次に読みたい本
なんか怖いの見つけちゃったよ・・・
なんで、この雑誌のタイトル、グリム童話なのかな?
わらべには絶対読ませたくない話ばかりに思えるが。


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