iCHi's diary~本は読みたし、はかどらず~

主に読書録。読み終えた本がこのまま砂のように忘却の彼方に忘れ去られるのが申し訳ないので、書き留める。要は忘れっぽい読者の読書日記。

2007-02-01から1ヶ月間の記事一覧

えんぴつ一本ではじめる 「イラスト手習い帖」

本屋でうっかり手にとってしまい、即買い。じつはこういうイラストハウツー物にすごく弱い。おまえはどうなりたいんだ?という感じですが。 内容は、手ならし編、基礎技法編、イメージ編の三部構成で段々と難しくなっていきます。今流行のドリル形式で、お手…

虫(バグ)なのか?

私のこのブログは一日平均20件を切るくらいのアクセスがある。 この数字は少ないとは思っていない。少なくとも私以外の誰かがこのブログを読んでいるんだなぁと、驚くくらいだ。例えその20件のうち、自分からのアクセスが半数で残りの半数は検索ロボットでも…

免疫が出来るまでもうちょっと「あほうがらす」

藤沢周平の「隠し剣シリーズ」を続けさまに読んでいて、どうしても池波正太郎との違いを考えてしまう。(私も業が深いというか。他にもいっぱいする事はあるだろ) 矢も立てもいられず職場の売店にて購入。「あほうがらす」「つるつる」など11編からなる短編…

いもむしニャッキ!ではなく。「にょっ記」

最初に手にとったとき「いい色~」と思った。装丁もかわいいし手触りも好き。この手の色って目立ちにくいのでなかなか選択されないけれどいいセンスだわ~ 「にょっ記」は穂村氏のうそ日記だ。(あ、だから「にょっ記」か~) 日記というかエッセイというか…

武士の一分がたてばそれでいい「隠し剣秋風抄」

隠し剣シリーズ第二弾は先ほど上映されていたキムタク主演の映画「武士の一分」の原作であります。原題は「盲目剣谺返し(こだまがえし)」年配の同僚のうんちくによると、原題のまま映画のタイトルにするのは出版社だか映画会社だかが変に気を回したからら…

ほんとはひみつにしときたいくらい大好きな本「バムとケロのおかいもの」

一番最初のバムとケロを見たときは正直あまりかわいいとは思いませんでした。と・こ・ろ・が、この本のすごさは多分周知の事実だと思いますが、とにかく徐々に夢中になってくる絵本です。この本の伝染力はほとんど病気に近くて、うちに来てこの本をみたお母…

冬の日本海色だ「隠し剣孤影抄」

帯に「武士の一分」とでかでかと書いてあった。おお、これこれ~っとおもってよく確かめもせずにレジに持っていく。後々よく見れば~「武士の一分」の原作である「盲目剣谺返し(こだまがえし)」は、姉妹編「隠し剣秋風抄」に収められています。~って!お…

読む場所を考えよう「おんなの窓」

手塚治虫賞を受賞したこのマンガ。ヒトコマエッセイマンガとでも申しましょうか、解らない人にはきっと解らない。でも私は大好物でございます。 伊藤理佐さんと言えば「おるすばんえびちゅ」が大好きだった。元祖エロかわいいとでももうしましょうか。女子大…

2歳はちびっこギャングだ。

2号が2歳になった。 2歳といえば「ギャング」である。そりゃーもう、手のつけられない悪さ!思えば1号は、砂場でお友達を打っちゃりで投げ入れ「謝んなさい!」と言う言葉も終わらぬうちに、追い討ちで砂をかけたっけ。あの時は心配したなぁ。(自分の子…

てんぐちゃんが大人だ!「だるまちゃんとてんぐちゃん」

かこさとしさんの独特の絵。懐かしいったらない。この人は私が小学生のころからすでに現役バリバリだったのに、ほんとすごい。 絵を描く人って長生きだ。という話を聞いたことがあるけれど、本当かもしれない。スタイルが変わらないこともすごいよな~ だる…

なんか痛かった「書店員タカクラの、本と本屋の日々。・・・ときどき育児」

いろんな人が紹介しているのを見てずっと気になっていた本。 西日本新聞に連載されていたコラムなどをまとめた一冊だ。私は他人の書評を読むのが好きだ。でもあんまりお堅いのは苦手。最近の秀逸はやはり三浦しをんの「三四郎はそれから門をでた」書評という…

なんだこの本は!「ガダラの豚」

古本屋にて出会った本。「おお、この厚さ(約5センチ)で百円とは!」となんとなく購入。かなりの体積であります。本を厚さで判断して良いのかどうかはわからないけど、というかダメだけど、この本はアタリであった。かなりのお買い得。中島らもさんを読む…

みずぼうそう~その後

まんまと引越しの最中、みずぼうそうをもらってきたうちの子達。 おお忙しの中、都合10日間保育園をお休みしようやく復活したら、やっぱり園中にみずぼうそうが蔓延しておりました。うむむ~恐るべし、ウィルスのちから。 ちなみに、うちの旦那は「俺はみず…