漫画
山岸涼子の「ゆうれい談」と「甕のぞきの色」を読んだ。 私は残念ながらリアルタイムに彼女の漫画を読んでいた層ではない。 私よりちょいとお姉さんの世代ではなかろうか。完全に後追いで人生後半にハマったのだ。 先日読んだ本でも、「人生後半、そろそろ仏…
よしながふみの「環と周」を読んだ。 江戸時代、隣同士に住む環と周はお互いに惹かれ合っていたが、家の都合で別々の相手と結婚してしまう。 二人の恋心は完璧に封じられていたはずだが、彼女の夫が嫉妬心から斬りかかり返り討ちにて殺されてしまう。 脱藩し…
佐藤大のコミック「脳Rギュル」を読んだ。(ノアール)と読むらしい。 先日古本屋で出会ったこの漫画。いつもならあまり手を出さない系のコミックだが原作夢野久作、を見て購入。 古典作品のコミカライズって大好きなんよ。 どうやら、夢野久作の「人間レコ…
坂口恭平の「生きのびるための事務」を読んだ。 若い頃に出会いたかった一冊。道草晴子の漫画もとても良い。 事務、ってことに苦手意識を持っている人は多い。苦手、というだけではなくて「ワイルドに破天荒に生きたい」「クリエイティブに自由に生きたい」…
大好きな中川いさみの「コロコロ毛玉日記」を読んだ。 高校のときからずっと大好きなくまのプー太郎の中川いさみ・・・ あの頃、吉田戦車みたいな「シュール」が流行ってたんだけど、くまのプー太郎はそれともちょっとちがって「不条理ギャグ」っていわれて…
ようやくお盆休みの金曜日出勤がおわって、ぼろっぼろの私だ。 暑さ故にエアコンつけっぱなしのせいか、すこぶる不調。 おまけに、鼻風邪と腰痛にもおそわれて、でも連休前だからビールも飲んで顔も足もむくみまくりだ。只今は鼻を中心として思考が完全にぼ…
吉川景都の 「モズ~葬式探偵の帰還~」含む葬式探偵シリーズを読んだ。 いやいや、いろんな探偵がおりますなー モズ~葬式探偵の帰還~ (マーガレットコミックスDIGITAL) 作者:吉川景都 集英社 Amazon こないだよんだ「土葬の村」が面白くて、縁起でもない…
ずっと読みたかった漫画、田島列島の「水は海に向かって流れる」を読んだ。 最近の漫画は本当に長いのが多い中、コンパクトに全3巻でしっかり完結してくれていてありがたい。 水は海に向かって流れる コミック 1-3巻セット 作者:田島列島 講談社 Amazon 「…
ドリヤス工場の「昭和怪事件案内」を読んだ。いや~この人絵、好きやわ。 水木しげるの完コピ?なんだけど、舞台は2025年の「昭和100年」企画準備する現代の週刊誌編集部の面々。 皆ことごとく目付きが悪いか、ねずみ男の目玉なんである。ほんと水木路線から…
七月に入ったとたんに、ここ福岡でも異常な暑さである。 なんか小耳に挟んだのだか昨日40度超えたところがあるそうな。 毎年毎年記録更新狙ってきやがって夏の気温、どんだけ勤勉なんや! こんな日はクーラーだけじゃ足りないので怪談でも聞いてみましょうか…
罪と罰 作者:手塚治虫 手塚プロダクション Amazon 手塚治虫が書いた「罪と罰」を読んだ。 5月からコツコツと、漫画じゃない方の罪と罰を読んでいる。 知らないものなどいないロシア文学の金字塔だ。 私もいちどは読んでみたい、と文庫版上下を買ったはいいも…
久々に紙のマンガを購入した。ニコ・ニコルソンの「呪文よ世界を覆せ」デジタル万引き防止タグが入れ込まれててすごいなー技術!とおもいました。始めてみたもので。 呪文よ世界を覆せ(1) (月刊少年マガジンコミックス) 作者:ニコ ニコルソン 講談社 Amaz…
増村十七の花四段とといっしょを読んだ。 花四段といっしょ(1) (ソノラマ+コミックス) 作者:増村 十七 朝日新聞出版 Amazon 可愛らしい顔をしたプロ棋士の花つみれ君。友達や妹弟子など個性派揃い。将棋漫画とは言え将棋の対戦棋譜などは何一つ出てこない…
施川ユウキという漫画家が好きだ。 鬱ごはん 4 (ヤングチャンピオン烈コミックス) 作者:施川ユウキ 秋田書店 Amazon 「オンノジ」「銀河の死なない子供たちへ」などのストーリーはぜひみんなに読んでもらいたいし、「バーナード嬢曰く」を読めば、この世界…
ずっと読みたいけど、買おうかどうか悩んでいた漫画が手に入った。 先日、久々に丸善に行き、散々仕事の本を探して、高くて買うのを断念したのだが、せっかく来たのに手ぶらで帰れるか! と勢いで購入。目の前にこの本があって本当にラッキーだった。 書痴の…
和山やまの「女の園の星」を読んだよ。 アニメ化するらしい・・・そのアニメのDVDがついた特装版の値段がつり上がっていたので、みなさんもご記憶に新しいかもしれない。 普通に変えるか心配したがキンドルではちゃんと変えた。よかった。 女の園の星(3)…
近藤ようこの「高丘親王航海記」が完結した。 澁澤 龍彦の同名小説のコミカライズだ。 高丘親王航海記 コミック 全4巻セット 作者:近藤ようこ,澁澤龍彦 KADOKAWA/エンターブレイン Amazon 幼い頃に、父帝の寵姫であった藤原薬子より、寝物語で天竺の話を聞か…
9月9日は九が二つ重なってなんだかめでたい。 菊の節句とも言われるらしい。 桃の節句とかに比べたらマイナーな節句だが、3月3日と9月9日が節句なら、6月6日にもなんか欲しいところである。 カビの節句とか。 さて、菊の節句と言えばこちら。 雨月物語―マ…
藤岡拓太郎の「大丈夫マン」を読んだ。 大丈夫マン 藤岡拓太郎作品集 作者:藤岡拓太郎 ナナロク社 Amazon 初読みのギャグマンガ何だけど、表紙が銀色でキラキラしている。 (キラキラに向いている絵柄とは思えないんだけど、そこ含めて面白い) 大丈夫マン、…
のび太のママ風のアイコンに変えた。 これは一応自分で書いたので二次創作?になるのかな、パクリとか盗作じゃない事を祈る。 最近、藤子不二雄とか手塚治虫などの漫画ばかり読んでて、改めて天才たちだなあと思っている。 令和の時代にうちの子は、好きな漫…
かんばまゆこの「迷宮入り探偵」を読んだ。 [まとめ買い] 【新装版】 迷宮入り探偵 作者:かんばまゆこ メディア: Kindle版 むふふ、この表紙見ていただければわかる通り、お釜帽をかぶったあの人(をパロッた人)が主人公です。 もちろん、本家本元と違って…
立て続けに2冊、和山やまのマンガを読んだ。 本屋さんとかで少し前から気になっていた作品だ。 夢中さ、きみに。 (ビームコミックス) 作者:和山 やま 発売日: 2019/08/10 メディア: Kindle版 気になる君はうしろの席に――。WEBなどで噂の作品たちが待望の…
昼休みにふらふらとブックオフへ行った。 その日のお目当ては夏だからちょいとホラーっぽいマンガがあれば、だった。 いや、もっと言えばその前の日にTwitterで知った高階良子のマンガがあればゲットしようという腹だった。70年代から活躍している少女漫画家…
私の好きな漫画家の一人「施川ユウキ」のエッセイマンガ「え!? 絵が下手なのに漫画家に? 」を読んだ。 え!? 絵が下手なのに漫画家に? (ヤングチャンピオン・コミックス) 作者:施川ユウキ 発売日: 2019/03/19 メディア: Kindle版 単行本未収録のデビュ…
四連休、ダラダラと過ごした集大成としてワイドショーで流れてた「芸人さんおすすめの漫画」について書く。 とはいえこの番組、あんまり漫画好きじゃない人のための対策としてか、途中においしいグルメテイクアウトの情報が挟まれるという、全方面に気配りの…
さてさて、あっという間に2020年も半分終わってしまい、終わってしまってから早10日以上もたっております。 6月に読んだ漫画というタイトルで記事を上げるのもたいがい時期を逸しているきもするけども。 なんだろう、このさらさらと私の指から流れ落ちる時間…
大体こういう記事は月初に書いてこそかっこいいのである。 まあ、かっこよくなくてもいいので、いいや。 さて、5月はなんせステイホームだったのでさぞや読んだだろうと、確認。 こういう時、電子書籍は履歴が残るから便利だと思う。 何ならタイトルをエク…
みなさま、漫画の神様をAIで降臨!で話題になった「ぱいどん」はもう読んだだろうか? いや、年明けに公開されているので結構前の話なのだが、最近たて続きでテレビや新聞で取り上げられていたので、調べたらなんとwebで無料で読めるらしいのだ。 robotstart.…
みんなが3月を振り返っていたので、イイネ!と思って真似してみる。 本は全部ブログに上げてるので、それ以外の漫画たち。 折り紙で作った鬼滅キャラ まずは鬼滅の刃1〜8巻 鬼滅の刃 1 (ジャンプコミックスDIGITAL) 作者:吾峠呼世晴 発売日: 2016/06/17 メデ…
高校生のときアホホド読んでいた筒井康隆の「筒井漫画読本」を読んだ。 あー、このコマ、筒井康隆の不条理さをよく表していると思いません? 高校生の時、めちゃくちゃ読んでいたのに最近はとんとご無沙汰していて、久々にこのシュールさを思い出してニヤつ…