iCHi's diary~本は読みたし、はかどらず~

主に忘れっぽい私の読書録。最近はもっぱらAudibleで聞く読書

民俗学

「日本の昔ばなし」とNanobanana

柳田國男の「日本の昔ばなし」を読んだ。 昨日の本(動物たちは何をしゃべっているのか)を読んで、ききみみ頭巾が欲しいなーと思っていたところ、収録されていたのに行き当たった(偶然よ?)すごいセレンディピティ! ききみみ頭巾は、赤い頭巾らしいよ。 …

「碆霊の如き祀るもの」はえだまと読みます。

三津田信三の「碆霊の如き祀るもの 刀城言耶シリーズ」を読んだ。 この「刀城言耶シリーズ」こつこつ読んでいるのだが、今回は読了までかなり時間がかかってしまった。去年の9月に購入して積読しまくって、再開しても波に乗れずようやく読了。 これだけ時間…

「われは熊楠」その奇才と悲哀

岩井 圭也の「われは熊楠」を読んだ。 熊楠は若い頃、何度も脳症で寝込んだり、てんかんを起こしたりしていた。 自分の中に何人かの声がいたという描写もあり、もしかすると彼自身も統合失調症を患っていたのかもしれない。 頑固にも在野で研究活動を続けて…

「新釈遠野物語」ホラ話が紡ぐ新たな民話

井上ひさしの「新釈遠野物語」を読んだ。 柳田國男の「遠野物語」をベースに、新しく井上ひさしが「ホラを吹いた」連作短編集だ。 いくつかの話はすぐに「遠野物語」をベースにしているとわかるが、最後まで元ネタがわからないものもある(もっとも、これは…

「こんなに面白い東京国立博物館」

上野にある国立博物館に行った。 娘の上京のためアパートを探す弾丸ツアーのつもりだったが、せっかくだからと念願の東京国立博物館へ。 いやー面白かったー 建物も古くて趣があったし、さすが国立。 今日はこれからビールを飲んでグダグダしたいので、とり…

「遠野物語と怪異」囲炉裏端のエンターティナーによる究極の世間話

柳田國男生誕150年、遠野市立博物館特別展の書籍化「遠野物語と怪異」を読んだ。 読んだと言うか眺めた。 この表紙をみてハートを撃ち抜かれてしまった(特殊なハートゆえ) 遠野物語について簡単に説明すると、柳田國男が1910年に発表した岩手県遠野地方の…

「准教授・高槻彰良の推察」都市伝説の謎を解くイケメン准教授

澤村御影の「准教授・高槻彰良の推察」を読んだ。 そもそも、ドラマ化されているのを軽い気持ちで見て、(それはそんなに面白くはなかったのだが)気がついたら意識にある時間ずっと「准教授・高槻彰良シリーズ」をゴリゴリ消化中。(ただいま全10巻中7巻目…

「葬式探偵モズ」いろんな探偵がいますけども

吉川景都の 「モズ~葬式探偵の帰還~」含む葬式探偵シリーズを読んだ。 いやいや、いろんな探偵がおりますなー モズ~葬式探偵の帰還~ (マーガレットコミックスDIGITAL) 作者:吉川景都 集英社 Amazon こないだよんだ「土葬の村」が面白くて、縁起でもない…

「土葬の村」滅びゆく弔いの風習

高橋繁行の「土葬の村」を読んだ。 土葬の村 (講談社現代新書) 作者:高橋繁行 講談社 Amazon これは恐らく、現存する最後といっていい土葬の村の記録である。村人は、なぜ今も「土葬」を選ぶのか?日本の伝統的な葬式である「土葬・野辺送り」が姿を消したの…

「いずみさん、とっておいてはどうですか」尊い!

高野文子の「いずみさん、とっておいてはどうですか」を読んだ。 いずみさん、とっておいてはどうですか: こどもの時間のモノ語り 作者:高野 文子,昭和のくらし博物館 平凡社 Amazon 「昭和のくらし博物館」に届いた荷物。その箱に入っていた人形やままごと…

令和の世に諸星大二郎にハマる・・・「妖怪ハンター稗田」

令和のこの世に諸星大二郎御大の漫画にハマってしまった。 デビューが70年代! この表紙の癖の強さよ。 [まとめ買い] 妖怪ハンター(ヤングジャンプコミックスDIGITAL) 作者:諸星大二郎 Amazon ぬばたまの闇の底どよもす呻き声。冥き世界にうごめく異形の者…

「遠野物語」謎のオシラ様に萌える

女は40を過ぎると着物が着たくなるというが、本読みは40歳すぎると、古事記とか、万葉集とか、遠野物語とかを読みたくものである。 ・・・堂々と書いてみたが嘘だ。しかも40を過ぎたのは結構前だ。 京極夏彦をまとめて読んだら、急に遠野物語を読みたくなっ…