2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧
主人公のツキコさんはもう若くはない独身OL。一人でも寂しくないと思っていた。一人で居酒屋で飲んでいるんだからうらやましい生き方でもある。ところが行きつけの居酒屋で高校時代のセンセイと再開し、ゆっくりゆっくり恋に落ちる。 30歳以上の歳の開き。ス…
しをんさんが昔話を語りなおしたこの話。現代の話が昔話になると言うことは、未来において語られると言うことだ。 第一話は祖父も父親も27歳で死んだのだから、お前も長生きはしないだろうと言い聞かされて育った27歳のホストの話。私の脳内映像では見事に「…
図書館の読み聞かせの時間に読んでもらった本。1号も2号も大うけ。英語の題名は形から連想する音。うーん、まさにそのとおり!!たいていの人は、「音を絵に描いて見て。」と言われても「はて」と固まってしまうはず。しかし、この元永さんはまるで見てき…
前出の「七度狐」からの連想で、北村薫作品に手をだしてみた。(2つ目)やった~あたりの円紫さんシリーズ。でも惜しむらくは、シリーズ第2弾だったこと。 第一弾からよみたかったなー。やはり図書館派はなかなか不自由するとです。(貧乏なんかに負けない…
すっと心に入ってくる、そんな物語とでも申しましょうか。物語は11人兄弟の末っ子、いつも兄弟からがおちびといってのけ者にされている生夫。彼が遭遇する日常の些細な疑問(例えばむかいの兄弟げんかの原因になった鉄道模型はどこにあるのか?とか、あて先…
うちの1号がおもむろに妹(2号)に向かって、こうのたもうた。なんか、肌布団にくるまってやってきたなと思ったら、どうやら本人はドレスのつもりらしい。2号に「結婚しましょうってば!早く!なんで結婚しないの!!」と矢継ぎ早にたたみかけ、無言(だって…
前出の「七度狐」からの連想で、北村薫作品に手をだしてみた。と、言っても私の場合とりあえず図書館で借りるわけですが。数十冊ある中から選んだのが、これ。昭和初期の名家のお嬢様と、当時では珍しい女性運転手、別宮(ベッキーさん)が新聞で読んだだけ…
エッセイ以外を初購入。いつも薔薇のジャムだけを食べているような顔をした古本屋無窮堂店主「ましき」とせどり(古本業界用語)とよばれる男の息子「瀬名垣」。二人の青年の愛・・・とかくと語弊があるけど、友情だけではないし、と(本人の趣味を強く反映…
おいのこ森というへんななまえの森に金と銀の目をしたへんなふくろうが・・・と始まるこのお話。かこさとしさんの一連の作品のなかでもぶっとんだ部類に入ると思われます。森の中の泥棒学校では「くまさかとらえもん」先生のもとかわいい(かなり疑問)生徒…
bk1でタイトルで検索すると、落語の方も出てきます。 それにしても、久しぶりにここまでガッチガチの本格ミステリを読んだ気がする。 最初、ミステリで落語といえば・・・あ!今までずっと読みたかった あのシリーズ、このミスでたまに話題になっているあ…
ちびくろ・さんぼposted with 簡単リンクくん at 2006. 9.12 ヘレン・バンナーマン文 / フランク・ドビアス絵 / 光吉 夏弥訳瑞雲舎 (2005.4)通常24時間以内に発送します。 オンライン書店ビーケーワンで詳細を見る 何年か前まで差別的な表現があるということ…
生まれて初めてスーパーボックスに入りました。 うちの子達は生まれて初めての野球観戦。案の定ぜんぜん興味なし。 しかし、母も親戚のおばさんもそんなことは最初から予知していたので 家からたくさんのおもちゃを持ち込んでいたのでまったく問題なく楽しみ…
せなさんの貼り絵はとてもかわいい。見ているとなんだか自分でもやってみたくなる。ちぎれた紙がかもし出すこの柔らかいせんが、おばけにぴったりだわ。と、真似してみたけれどこれがなかなか・・・見るとやるとじゃ大違い。 しかも、このシリーズ、赤ちゃん…
名もなき毒posted with 簡単リンクくん at 2006. 9.11 宮部 みゆき著幻冬舎 (2006.8)通常24時間以内に発送します。 オンライン書店ビーケーワンで詳細を見る 以前、職場のポットに毒を入れる事件が立て続いたことがある。そんなことしたら犯人はおのずとすぐ…
とってもシンプルなこの本は、実は私が大学時代から「子供が出来たらこうたろ」と目をつけていたものです。(歳をごまかしてるんじゃなくって、20年のロングセラーなんです)内容はもう覚えちゃいました。 さるくる さるみる さるける さるとる さるうる さる…
やっと変更できた~ 快哉を叫ばせてくれ。ここの画像の変え方ってどこだったけ~とぽちぽちやっていました。(2回目だというのに)一週間かかった!読め!ヘルプ!という感じか。ヘルプもマニュアルも読まずにここまで生きてきました。 大丈夫、たぶん何とか…
この間2号の1歳6ヶ月検診に行った。ここ福岡市では、歯科検診と発達テスト(「これはなーに?」「にこー」「はいはい、ネコね~」)みたいなのと、身体測定と医師による検診があったのだが、それにしても多い!私たちは72番で栄えある一番最後だったの…
なんとまあ、学生のころのエッセイ。ほんとに若くして才能あふれていたんだなぁと感心とかるい嫉妬。今回もやはりボイルドエッグで連載されていたものを文庫にまとめたそうです。彼女初のエッセイ集ですって。卒業式のネタが出てきて「ん?誰の?」と思って…
さんじらこposted with 簡単リン クくん at 2006. 9. 1 芦原 すなお著毎日 新聞社 (1998.2)通常2-3日以内に発送します。 オンライン書店ビー ケーワンで詳細を見る 青春デンデケデケデケが直木賞を受賞した、芦原すなお 以前読んだミミズクとオリーブが面白…
はじめて文芸雑誌(?)を購入。全体から親父臭ぷんぷん(偏見)直木賞受賞の2作が掲載されているということだったのでそれならば仕方あるまいということで購入。三浦しをんのまほろ駅前多田便利軒・・・が読みたかったんだもの。それにしても充実コンテンツ…