iCHi's diary~本は読みたし、はかどらず~

主に読書録。読み終えた本がこのまま砂のように忘却の彼方に忘れ去られるのが申し訳ないので、書き留める。要は忘れっぽい読者の読書日記。

2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧

断食とか!絶対無理やし!「月曜断食」

断食とか、そんな体に悪いこと危険危険とおもっていたのだが、ふとしたきっかけで伊藤理佐のコミックエッセイを読み、思わず買ってしまった。 bunshun.jp いやー、ほんと年代が近いせいかめちゃくちゃ「あるある」ダイエット本(但しスポンサーありきの内容…

頑張れ黒川!「田舎の刑事の趣味とお仕事」

そろそろkindle unlimitedの契約期間が切れる。おそらく最後?の小説はこれ 田舎の刑事の趣味とお仕事 (創元推理文庫) 作者: 滝田務雄 出版社/メーカー: 東京創元社 発売日: 2012/01/01 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る のどかな田舎の刑事、…

すべてが言葉のやり取りだけで構成された小説「Q&A」

恩田陸の「Q&A」を読んだ。 本屋でも、新装っカバーで再プッシュされている模様。その拍子がなんとも怖そう・・・で実際読んでみたら、怖いっ!こぇぇぇ~って感じ。 Q&A 作者: 恩田陸 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2013/12/06 メディア: Kindle版 …

週末本屋パトロール「イオンモール福津未来屋書店」

福津のイオンモールの未来屋書店はそれはそれはた っぷりスペースの郊外型大型書店。 地域最大級、30万冊の蔵書を取りそろえ、空間にもこだわった最先端店舗です。流行の本がすぐみつかる『発見』の空間と、多様なニーズにお応えする『散策』の空間で、お客…

ラゴスの旅じゃなくて「旅のラゴス」である意味

高校時代にはまっていた筒井康隆の「旅のラゴス」を読んだ。 旅のラゴス (新潮文庫) 作者: 筒井康隆 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1994/03/30 メディア: 文庫 購入: 44人 クリック: 360回 この商品を含むブログ (139件) を見る 何度も夏の文庫キャンペー…

横溝正史の絶筆「悪霊島」

絶筆ということを初めて知ったこちら「悪霊島」 この表紙痺れるわ~ 悪霊島 (1980年) 作者: 横溝正史 出版社/メーカー: 角川書店 発売日: 1980/07 メディア: ? この商品を含むブログを見る アメリカ帰りの億万長者から人探しを依頼され、岡山を訪れた金田一…

いつまでも古びない星新一「白い服の男」

真鍋博氏の挿絵が、いつまでも古びないのはなぜだろう、 いや、挿絵だけじゃなく星新一氏だって、今でもまだ若い読者を獲得し続けているけど。 白い服の男(新潮文庫) 作者: 星新一 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2012/12/21 メディア: Kindle版 この商…

モキュメンタリー?「火のないところに煙は」

本屋大賞にノミネートされ、去年から気になっていた「火のないところに煙は」をようやくゲット。 火のないところに煙は 作者: 芦沢央 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2018/06/22 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (4件) を見る 「神楽坂を舞台に怪談…