iCHi's diary~本は読みたし、はかどらず~

主に読書録。読み終えた本がこのまま砂のように忘却の彼方に忘れ去られるのが申し訳ないので、書き留める。要は忘れっぽい読者の読書日記。

2024-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「黄色い家」怖くて悲しいノアール小説

川上未映子の「黄色い家」を読んだ。王様のブランチBOOK大賞受賞、とあるけれど本屋大賞のノミネートされている。 私、この人の本を初めて読むのだが、こんな「怖い」話を書く人とは思わなかった。 なんとなく、「ゴッホの黄色い家」のイメージで絵画にまつ…

「家事か地獄か 最後までスックと生き抜く唯一の選択」

稲垣えみ子の「家事か地獄か 最後までスックと生き抜く唯一の選択」を呼んだ。 前回、「もうレシピ本はいらない」でぬか漬け、一汁一菜生活を激推していた作者だが、今回はそれを生活全般に広げた本。 50歳で朝日新聞を退社した稲垣さん。無職になりほぼ不可…

「48歳で認知症になった母」

Kindleunlimitedにドカンと追加された、KADOKAWAコミックエッセイ特集のなかの「48歳で認知症になった母」を読んだ。・・・ボロボ泣いちゃった。 最近になってヤングケアラーという言葉が認知されて来たが、原作の美齊津 康弘さんがこどもながらに母親の介護…

「やる気のスイッチ」68個のヒント

山﨑拓巳の「やる気のスイッチ」を読んだ。 この人のショート動画がめちゃくちゃ流れてくる(ので、めちゃくちゃ見ちゃう)のだが、人当たりが良い話し方だなーとおもう。 物理的なやる気のスイッチはないという話だけど、どうやら頭の上にみかんを置いたら…