iCHi's diary~本は読みたし、はかどらず~

主に読書録。読み終えた本がこのまま砂のように忘却の彼方に忘れ去られるのが申し訳ないので、書き留める。要は忘れっぽい読者の読書日記。

2024-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「おいち不思議がたり」NHK日曜ドラマの原作

あさのあつこの「おいち不思議がたり」を読んだ。ちょうど今NHKBSでドラマをやっているみたいで、タイムリーな時期によめた。 物語は、時代小説でもあり、ミステリーでもあり、主人公おいちに霊感があることがらSFでもあり、しかも父の跡をついで医師を目指…

「精神科医が教える 幸せの授業」幸せも土台が大事

樺沢紫苑の「精神科医が教える 幸せの授業 お金・仕事・人間関係・健康 すべてうまくいく」を読んだ。 酒場で樺沢先生に出会ったお嬢さん(名前忘れた)が、お酒をのみつつ幸せになる方法を樺沢先生に教えてもらう会話形式の本。 とてもわかりやすく「幸せに…

「洞窟オジさん」

加村一馬の「洞窟オジさん」を読んだ。 いっとき前話題になって、NHKでリリー・フランキー主演でドラマ化されたのでご存じの方も多いかも。 加村さん、多分すごく人好きがするタイプなんじゃないなかなと推察する。 だって、全然知らないオフロに入っていな…

「点と線」おらが村の物語だ~

松本清張の「点と線」を読んだ。 高校生の時にすでに「定番中の定番」として読んだが、令和の時代に再読するともはや「時代小説」として読んだほうがいいかも知れない。 何しろ、東京-博多が遠いのだ。そして、携帯もメールもないから「電報」でのやり取り。…

「黄色い家」怖くて悲しいノアール小説

川上未映子の「黄色い家」を読んだ。王様のブランチBOOK大賞受賞、とあるけれど本屋大賞のノミネートされている。 私、この人の本を初めて読むのだが、こんな「怖い」話を書く人とは思わなかった。 なんとなく、「ゴッホの黄色い家」のイメージで絵画にまつ…

「家事か地獄か 最後までスックと生き抜く唯一の選択」

稲垣えみ子の「家事か地獄か 最後までスックと生き抜く唯一の選択」を呼んだ。 前回、「もうレシピ本はいらない」でぬか漬け、一汁一菜生活を激推していた作者だが、今回はそれを生活全般に広げた本。 50歳で朝日新聞を退社した稲垣さん。無職になりほぼ不可…

「48歳で認知症になった母」

Kindleunlimitedにドカンと追加された、KADOKAWAコミックエッセイ特集のなかの「48歳で認知症になった母」を読んだ。・・・ボロボ泣いちゃった。 最近になってヤングケアラーという言葉が認知されて来たが、原作の美齊津 康弘さんがこどもながらに母親の介護…

「やる気のスイッチ」68個のヒント

山﨑拓巳の「やる気のスイッチ」を読んだ。 この人のショート動画がめちゃくちゃ流れてくる(ので、めちゃくちゃ見ちゃう)のだが、人当たりが良い話し方だなーとおもう。 物理的なやる気のスイッチはないという話だけど、どうやら頭の上にみかんを置いたら…