2024-07-01から1ヶ月間の記事一覧
ひすいこうたろう「この世界は素晴らしい場所になる」を読んだ。 あなた次第でこの世界は素晴らしい場所になる 作者:ひすいこたろう ディスカヴァー・トゥエンティワン Amazon そうか、こう考えればよかったんだ!目の前の「現実」は変えられない。でも、「…
謎解きはディナーの後で、で有名な東川篤哉の「野球が好きすぎて」を読んだ。 野球が好きすぎて (実業之日本社文庫) 作者:東川 篤哉 実業之日本社 Amazon アリバイは阪神vs.広島戦!?事件のカギを握るのは、野球界で実際に起きた出来事!?警視庁捜査一課の神宮…
芥川竜之介の「河童」を読んだ。 先日の芥川竜之介の命日「河童忌」に書いた自分のブログを読み返しながら、「このながれで、なんで河童じゃない?」と自分で突っ込みたくなったたのだ。 ichi-z.com 河童 他二篇 (岩波文庫) 作者:芥川 竜之介 岩波書店 Amazo…
津村 記久子の「つまらない住宅地のすべての家 」を読んだ。 この人の本、面白い! ミステリーのイメージのない人だけどこの作品サスペンス要素もふんだんにあってよかった。 タイトル見ただけではまさかのっけから「女性の逃亡犯」がでてくるとは思わないで…
東野圭吾の「誰かが私を殺した」を読んだ。 むむ?なんか類似のタイトルの本あったよね、と思って調べたよ。 ・・・1冊どころの騒ぎじゃなかった(爆笑) 「あなたが誰かを殺した」 「私が彼を殺した」 「どちらかが彼女を殺した」 2冊めにしてリンクを貼る…
貫井徳郎の「追憶のかけら」現代語版を読んだ。 どういう事?古語版もあるの???とおもっていたら、最後の解説で謎が解明した。 この「追憶のかけら」は、作中作といって、小説のなかに小説がかかれているのだが、その「知る人ぞ知る小説家の手記」という…
三森みさの「いいかげんに生きづらさを終わらせたい: トラウマ治療体験記 」をよんだ。 おすすめに何度も上がってくるし、星もたくさんついているようなので、軽い気持ちで読み始めたら、かなり重めの内容でぜんぜんサクッとさらっとなんて読み飛ばせなった…
今日は芥川竜之介の命日、河童忌らしいので「藪の中」を読んだ。 douwakan.co.jp 名作だからか、それこそいろんな出版社からいろいろな形で出版されている。 青空文庫からもでているし、角川から出版された文豪ストレイドッグスのアニメカバー版もある。 で…
吉川景都の 「モズ~葬式探偵の帰還~」含む葬式探偵シリーズを読んだ。 いやいや、いろんな探偵がおりますなー モズ~葬式探偵の帰還~ (マーガレットコミックスDIGITAL) 作者:吉川景都 集英社 Amazon こないだよんだ「土葬の村」が面白くて、縁起でもない…
ずっと読みたかった漫画、田島列島の「水は海に向かって流れる」を読んだ。 最近の漫画は本当に長いのが多い中、コンパクトに全3巻でしっかり完結してくれていてありがたい。 水は海に向かって流れる コミック 1-3巻セット 作者:田島列島 講談社 Amazon 「…
山口恵以子の「婚活食堂」を読んだ。先日ゆうれい居酒屋をよんで婚活食堂もまた感じが違って面白い、という情報を聞いたのでどれどれと読んでみた。 ichi-z.com やっぱり、最後にしっかりレシピの紹介があった。 トマトの冷やしおでんとか今の季節最高よね。…
辻村深月の「ふちなしのかがみ」を読んだ。 5つの短編集からなるホラーファンタジー?怪談のようなでもファンタジーでもあってなかなか良かった。 ふちなしのかがみ (角川文庫) 作者:辻村 深月 KADOKAWA Amazon この学校の花子さんは、音楽室から飛び降り自…
先日「ツミでミック」で直木賞を受賞した一穂ミチの「スモールワールズ」を読んだ。 スモールワールズ (講談社文庫) 作者:一穂ミチ 講談社 Amazon 夫婦、親子、姉弟、先輩と後輩、知り合うはずのなかった他人ーー書下ろし掌編を加えた、七つの「小さな世界」…
堀江貴文の「金を使うならカラダに使え。」を読んだ。 この人らしいタイトルだが、確かにこの年になると色恋やファッションに使う気も薄れてくるのでひびく。 とやかく言われがちなホリエモンだが、予防医療をもっと普及したい、知らないせいで病気になるの…
長月天音の「私の愛した余命探偵」を読んだ。 いろんな探偵がいるが、行き着くところまで行った感はある。 突っ込む気満々で読んだけどやはり、人の生死を扱った話はイジりにくい。 私が愛した余命探偵 (小学館文庫) 作者:長月天音 小学館 Amazon その真実に…
中山七里の「テロリストの家」を読んだ。 すごく多作の作家さんだか初読み。 表紙がポップだったから軽いノリのドタバタサスペンスかと思ったら、意外と重厚感のあるベテラン公安警察官を主人公のストーリーだった。 主人公の俺は自分が一家の父親としてうま…
万城目学の「ヒトコブラクダ層戦争」を読んだ。 不思議な力を持った三つ子の兄弟「梵天、梵地、梵人」が主人公の長編小説だ。 ぼんてん、ぼんち、ぼんどと読むこの三兄弟の仲の良さがとても印象的で、読んでいていやーエモいわーとニヤける。 案の定Audible…
大和浩則の「噛む老人」を読んだ。 第17回ミステリーズ!新人賞受賞作らしく、それを聞いて読んでいるせいか、なんだか初々しい感じがしてよかった。ページ数も少なく、とても読みやい一冊。 最近ずっと万城目学の長編をよんでいるのでこのシンプルさが心地…
雨穴の変な家2を読んだ。 読んだ、というかaudibleで聞いた。 うーん、さすがに読み聞かせには向かない本かもしれないと思いつつオーディブルでもちゃんと付属資料として間取り図がたくさん着いているので大丈夫であった。 変な家2 ~11の間取り図~ 作者:雨…
最近のネットニュースで俵万智をみかけて、サラダ記念日を改めて読んだ。 今から30年以上前に大ヒットとなった短歌集だ。 歌集にしては異例の発行部数で令和の今でも増刷がかかっている1冊。 かくいう私もほぼ同世代の歌人の引き起こした現代短歌の大ブーム…
今井恭子の児童書「鬼ばばの島」を読んだ。 鬼ばばの島 作者:今井 恭子 小学館 Amazon すべてをすてても、やさしさはすてられない。青海原の小さな島に、大きな鬼ばばが一人くらしていた。「かまわんとならんもんが、おらんのはええ」と言いながらも、島に流…
ドリヤス工場の「昭和怪事件案内」を読んだ。いや~この人絵、好きやわ。 水木しげるの完コピ?なんだけど、舞台は2025年の「昭和100年」企画準備する現代の週刊誌編集部の面々。 皆ことごとく目付きが悪いか、ねずみ男の目玉なんである。ほんと水木路線から…
アガサ・クリスティーの「エッジウェア卿の死」を読んだ。 相変わらずポアロがいい仕事をします。 それにしても今回のポアロはちょっとエキセントリックだったなぁ なんか、ルー大柴ばりに外国語叫んでいて、ちょっと奇矯な振る舞いを感じた。 ヘイスティン…
七月に入ったとたんに、ここ福岡でも異常な暑さである。 なんか小耳に挟んだのだか昨日40度超えたところがあるそうな。 毎年毎年記録更新狙ってきやがって夏の気温、どんだけ勤勉なんや! こんな日はクーラーだけじゃ足りないので怪談でも聞いてみましょうか…
伊兼源太郎の「リンダを殺した犯人は」を読んだ。 警察官バティものだけど、ちょっと珍しいところは女性が上長なのところ。 初読みの作者さんだけど、なんとなく予想通りの軽さというか読み応え。失礼か? この本、タイトルでちょっと損している気かする。 …
古川日出男の「平家物語 犬王の巻」を読んだ。 アニメ映画にもなっているので、そちらのほうが有名かもしれない。 私も先にアニメーションを見ていたので原作とだいぶんちがってずいぶん驚いた。 と、いうかアニメの方がぶっ飛び過ぎていたことが今ではわか…
アマゾンさんから、待てば無料の「Fliptoon」を読め読めとご案内が来る。 うーむ、一体何なの?好きな言葉は無料とお得だけど、ホントはお高いんでしょ~ ということでまずは、この見慣れないサービス「Fliptoon」って一体何なのかしら調べてみた。 【毎日無…
ようやくドストエフスキーの「罪と罰」を読了した。 果たして2ヶ月と4日、毎日「積読討伐」と銘打ってほぼ義務感の日もありつつ読了した! 感慨深い!! 罪と罰 完全版 近代ロシア文学叢書 作者:ドストエフスキー 千歳出版 Amazon 苦学生ラスコーリニコフは…
人からオススメされて上田健次の「テッパン」を読んだ。 初読みの作家さんだ。 テッパン (小学館文庫) 作者:上田健次 小学館 Amazon 80年代 東京――僕と不良のひと夏の物語。中学卒業と同時に渡米し、長らく日本を留守にしていた吉田倫。吉田は旧友である寿…
三田紀房の「徹夜しないで人の2倍仕事をする技術~三田紀房流マンガ論」を読んだ。 『徹夜しないで人の2倍仕事をする技術三田流マンガ論 ─三田紀房流マンガ論─ 』 (コルク) 作者:三田紀房 コルク Amazon ベストセラー『ドラゴン桜』をはじめ、ヒットを飛ばし…