2024-05-01から1ヶ月間の記事一覧
ジェーン・スーの「私がオバサンになったよ」を読んだ。 私がオバさんになったよ (幻冬舎文庫) 作者:ジェーン・スー 幻冬舎 Amazon 人生、折り返してからの方が 楽しいってよ。 考えることをやめない。 変わることをおそれない。 間違えたときにふてくされな…
本屋大賞にノミネートされた夏川草介の「スピノザの診察室」を読んだ。 初読みの作者だが、確か自身もお医者さんではなかったか? 神様のカルテでも本屋大賞にノミネートされてる。 スピノザの診察室 作者:夏川草介 水鈴社 Amazon その医師は、最期に希望の…
青山透子の「日航123便 墜落の新事実 目撃証言から真相に迫る」を読んだ。 わたしにしては珍しく、次に読みたい本をちゃんと読んだ。 日航123便 墜落の新事実 目撃証言から真相に迫る (河出文庫) 作者:青山透子 河出書房新社 Amazon 墜落現場の特定と…
話題の人森永卓郎の「ザイム真理教」と「書いてはいけない」を読んだ。 いやーめちゃくちゃ面白かった!! 未読の方、特に同世代(団塊ジュニアあたり!)には読んでほしい内容。 初任給(30年前・・・)と今の給料が変わらないことになんとなく疑問は持っ…
Audible限定配信の大沢在昌の夜刑事(ヨルデカ)を読んだ。 夜刑事(ヨルデカ) 作者:大沢 在昌 Audible Amazon ヴァンパイアウイルスと呼ばれる未知のウイルスに感染し、夜しか活動できなくなった刑事の岬田は、その代償として、極端に研ぎ澄まされた五感を…
アガサ・クリスティの「予告殺人」を読んだ。 予告殺人〔新訳版〕 ミス・マープル (クリスティー文庫) 作者:アガサ クリスティー 早川書房 Amazon その朝、新聞の広告欄を目にした町の人々は驚きの声を上げた。「殺人お知らせ申しあげます。10月29日金曜日、…
チャック・パラニュークの「サバイバー」を読んだ。 この作者の名前、何度も口ずさみたくなるよね。 実は映画ファイトクラブも最後まで見れず離脱して、面白そうでかったララバイもまだ積読なので、今回、初パラニューク作品読了なのだ。 サバイバー〔新版〕…
西條奈加の「まるまるの毬(いが)」を読んだ。 それにしてもこの人の作品振れ幅デカイなー この間幽霊が見えちゃう警察官のコージーミステリを読んだ気が…… まるまるの毬 (講談社文庫) 作者:西條奈加 講談社 Amazon 親子三代で菓子を商う「南星屋」は、売り…
増村十七の花四段とといっしょを読んだ。 花四段といっしょ(1) (ソノラマ+コミックス) 作者:増村 十七 朝日新聞出版 Amazon 可愛らしい顔をしたプロ棋士の花つみれ君。友達や妹弟子など個性派揃い。将棋漫画とは言え将棋の対戦棋譜などは何一つ出てこない…
津村記久子の「水車小屋ノネネ」を読んだ。 というかオーディブルで聞いた。 いや、良かった!けど、このぽやぽやしたイラストが見れないので絶対紙の本がいい! 水車小屋のネネ 作者:津村 記久子 毎日新聞出版 Amazon 誰かに親切にしなきゃ、人生は長く退屈…
知念実希人の放課後ミステリクラブ1~3を読んだ。 放課後ミステリクラブ 1金魚の泳ぐプール事件 作者:知念実希人 ライツ社 Amazon 放課後ミステリクラブ 2雪のミステリーサークル事件 作者:知念実希人 ライツ社 Amazon 放課後ミステリクラブ 3 動くカメ…
穂村弘の「よくわからないけど、あきらかにすごい人」を読んだ。 よくわからないけど、あきらかにすごい人 (毎日文庫) 作者:穂村 弘 毎日新聞出版 Amazon 現代短歌を代表する著者が文学、アート、音楽など、それぞれの世界で活躍する「表現の神様」を訪ね、…
アガサ・クリスティの「葬儀を終えて」を読んだ 葬儀を終えて (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) 作者:アガサ・クリスティー 早川書房 Amazon リチャードは殺されたんじゃなかったの――アバネシー家の当主リチャードの葬儀が終わり、その遺言公開の席上、末の…
ホラークリエーターやがみの「僕の殺人計画」を読んだ。 僕の殺人計画 作者:やがみ KADOKAWA Amazon YouTubeで2億回再生超!気鋭のホラークリエイター初著書!YouTubeチャンネル登録者数70万人超(2023年10月現在)&総再生回数2億超。書籍化希望の声殺到…
谷崎潤一郎の「猫と庄造と二人のおんな」を読んだ。 猫と庄造と二人のおんな (新潮文庫) 作者:潤一郎, 谷崎 新潮社 Amazon あの、HENTAI谷崎にしてはそこまでではないがタイトルからわかる通り、ただでさえ三角関係なところに猫のリリイちゃんが入って、歪な…
穂村弘の「ラインマーカーズを」読んだ。 ラインマーカーズ ~The Best of Homura Hiroshi~ (小学館文庫) 作者:穂村弘 小学館 Amazon 人気歌人・穂村弘 唯一の自選ベスト版歌集 1990年に歌集『シンジケート』でデビューして以来、短歌、エッセイ、評論、絵…
為末大と今井むつみの「ことば、身体、学び 「できるようになる」とはどういうことか」を読んだ。 ことば、身体、学び 「できるようになる」とはどういうことか (扶桑社BOOKS新書) 作者:為末 大,今井 むつみ 扶桑社 Amazon 元オリンピアンで著作も多く…
芦沢央の「汚れた手をそこで拭かない」を読んだ。 汚れた手をそこで拭かない (文春文庫) 作者:芦沢 央 文藝春秋 Amazon もうやめて……ミステリはここまで進化した! 第164回直木賞候補作。 ひたひたと忍び寄る恐怖。ぬるりと変容する日常。 話題沸騰の「最恐…
大平一枝のエッセイ本「それでも食べて生きてゆく」を読んだ。 それでも食べて生きてゆく 東京の台所 作者:大平 一枝 毎日新聞出版 Amazon この本は、台所を通して人々の喪失と再生を描いている。 例えば、すい臓がんの母を告知せずに看取った娘、女性同士の…
久しぶりの本屋パトロールです。 ちょっと前に大幅リニューアルした未来屋書店。 売り場面積は変わらず、中古携帯販売などと同居となり本好きにとってはちょっと残念な改装。 広く見えるけど、文具やおもちゃ雑貨などが占める面積も多い。 やっぱり本だけじ…
いや、ノンフィクションが実話系なのは当たり前やないか〜い! 伊澤理江の黒い海船は突然深海へ消えた、を読んだ。 黒い海 船は突然、深海へ消えた 作者:伊澤理江 講談社 Amazon ノンフィクションはあまり読まないが、この本は表紙を見た時から面白そうな匂…
本屋大賞をとった「成瀬は天下を取りにいく」を読んだ。 成瀬は天下を取りにいく 「成瀬」シリーズ 作者:宮島未奈 新潮社 Amazon 「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」。各界から絶賛の声続々、いまだかつてない青春小説!2020年、中2の夏休みの…
えらく長いタイトルの本を読んだ。 ユーザーファースト 穐田誉輝とくふうカンパニー 食べログ、クックパッドを育てた男 作者:野地秩嘉 プレジデント社 Amazon 「ユーザーファースト 穐田誉輝とくふうカンパニー 食べログ、クックパッドを育てた男」 残念なこ…
山本文緒の「ばにらさま」を読んだ。 ばにらさま (文春文庫) 作者:山本 文緒 文藝春秋 Amazon 彼女の本を読むのは3冊目。「恋愛中毒」と「プラナリア」は読んだ後、結構ぐっさりとメンタルに効いたので、今回もかなり及び腰で挑んだ。 ichi-z.com 本人目線だ…
また扇情的なタイトルをつけたものね。 堀江貴文のチャットGPTvs未来のない仕事を する人ち読んだ。 ChatGPT vs. 未来のない仕事をする人たち 作者:堀江 貴文 Amazon 私の理解したこの本の概要 AIにおきかえ可能な仕事、例えば弁護士や銀行員どホワイトカラ…
穂村弘と鈴木ジェロニモの対談を読んだ NHK 短歌 2024年 5月号 [雑誌] (NHKテキスト) NHK出版 Amazon あの人と短歌 穂村弘 ゲスト 鈴木ジェロニモ 説明動画の世界 最近娘に勧められた「鈴木ジェロニモの説明動画」が面白かったのだ。 水道水の味を説…
西隆之の「世界一やさしい自分を変える方法」強いメンタルも努力もいらないを読んだ。 世界一やさしい自分を変える方法 作者:西 剛志 アスコム Amazon 脳内トークでやりたいこと全てがうまくいくぞと。脳内トークとは、日々脳内で繰り返される日々脳内でわき…
橘玲の「バカと無知~人間、この不都合な生きもの~」を読んだ。 バカと無知―人間、この不都合な生きもの―(新潮新書) 言ってはいけない 作者:橘玲 新潮社 Amazon 正義のウラに潜む快感、善意の名を借りた他人へのマウンティング、差別、偏見、記憶……人間と…
強気なタイトル、木下達也の「天才による凡人のための短歌教室」を読んだ。 天才による凡人のための短歌教室 作者:木下 龍也 ナナロク社 Amazon あらゆる創作をする人たちに刺さる良書だと思う。 短歌の良し悪しどこで決まるのか全くピンと来てなかったわ・…
夏木志朋の二木先生を読んだ。 本屋でポスターを見かけて、読みたいなと思っていたらAudible(オーディブル)で聴けるようになっていた。 二木先生 (ポプラ文庫) 作者:夏木志朋 ポプラ社 Amazon あらすじ どうしたら普通に見えるんだろう。どうしたら普通に…