iCHi's diary~本は読みたし、はかどらず~

主に読書録。読み終えた本がこのまま砂のように忘却の彼方に忘れ去られるのが申し訳ないので、書き留める。要は忘れっぽい読者の読書日記。

「発達障害「グレーゾーン」その正しい理解と克服法」克服できるんだ?!

岡田尊司の「発達障害「グレーゾーン」その正しい理解と克服法」を読んだ。 最近自分が若年性の例のやつ(名前書くのもイヤ)か発達障害じゃないかと疑う日々である。 職業選択を誤った場合の不幸についていろいろか考えてしまったよ。 もうね、この歳になっ…

人生オークション

原田ひ香の「人生オークション」を読んだ。 「三千円の使いかた」が大ヒットしたので読んでみたいと思いつつなかなか手が出なかった。 一種独特なジャンルを得意としている(たぶん)節約系?損しない系?これ知らないと損です系? なんてちょっと失礼な気持…

「サファイア」

湊かなえの「サファイア」を読んだ。 全ての宝石の名前がついた短編集だった。 例えば「真珠」という短編はこうただ。 たぬき顔のおばさんに会いに行く男の話。 昔モテていたのよ、と言い張るおばさんはどこにもてる要素が見出せず、ただ歯だけは真珠のよう…

「偽ガルシア・マルケス」百年の孤独を楽しむ前に

古川日出男の「偽ガルシア・マルケス」を読んだ。 なんとも印象的な短編であった。あいも変わらずAudibleで聞く読書だったのだが朗読の女性の読み方がなんとも言えず神秘的でこの作品のミステリアスな感じとマッチしていていた。 そもそもミステリーみたいに…

「心眼」

相場英雄の「心眼」を読んだ。 見当たり班という警察組織に配属された若い警官が、スタンドプレーをするベテラン刑事にあこがれて彼の手法を真似しようと躍起になる成長物語。 警察組織内のしがらみもあって、ミステリーというよりは警察物語という感じ。 最…

「祖母姫、ロンドンへ行く!」想像の1.5倍胸熱

椹野道流(ふしのみちる)の「祖母姫、ロンドンへ行く!」を読んだ。 本屋で見かけた時から気になっていたのだが、ペンネームから勝手に男性と思い込んでいた。(そもそも、なんて読むかわからずに調べちゃった。これは読めんわ) フィクションだとばかり思…

ウは宇宙ヤバイのウ!

宮沢伊織のウは宇宙ヤバイのウ!を読んだ。 先日読んだ「ときときチャンネル」が面白かったので、2匹目のどじょうを狙うつもり。 タイトルから癖強すぎん? そもそもタイトルも、レイ・ブラッドベリのうは宇宙のう。から引いているよね。未読だけど。 ライト…