手塚治虫の「ロック・ホーム主演作品アンソロジー ロック祭」を読んだ。
たくさんの手塚治虫作品には何人か「同じ顔」の登場人物が出てくる事がある。
表紙のロックがそうだ。
ブラック・ジャックでは間久部緑郎(まくべろくろう)という名前で登場する。
彼はブラックジャックの幼なじみだが、成長し、悪の皇太子としてジャックに「指紋の交換」の手術を依頼する。
「アトム」では、赤道レースのレーサーとして登場するし「バンパイヤ」は青年テロリストとして登場する。
少年の頃はヒーローだったが、成長してどんどん悪役になっていくところが見ものだ。
しかも美青年(ナルシスト)という設定もある。
そのせいか「こんなブラックジャックはイヤだ」では大概なキャラクターとして登場している。
私もこの漫画を読むまでは「ロック」についてとりたてて記憶になかったけど、気にはなっていたのでこういう切り口の漫画はまさしく渡りに船。
結局「ロック祭り」を読んで「こんなブラック・ジャックは~」を読むと楽しさ2倍だった。
ちょっと残念だったのは(抄)となっている作品がいくつかあったこと。
恥ずかしながらこちらの漢字、読み方も意味もわかってなかったが、要するに必要なところだけ抜き出しているという意味でしょうと読むらしい。
続き気になるやんけ~
やーでも、年代順に作品が並んでいると漫画の神様手塚治虫でも、さらなる向上が見えてくるので感動する。
何がすごいって、描き続ける、挑戦し続けるという姿勢だわな。
みんなが思うことだろうけどもっと長生きしてほしかった。
初期作品から最晩年までを通じて、手塚治虫のマンガ作品に「出演」し続けた美少年キャラクター、ロック・ホーム。本アンソロジーではこの「少年スター」が主演や重要な役どころを務めた9作品+1を集めました。「バンパイヤ」や「ブラック・ジャック」はもちろん、「原人イシの物語」や「孔雀貝」など、多彩なロックの活躍がこの一冊で存分に楽しめます!
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