すごく評判がいいので(ビレヴァンあたりで)イシコの「邪神の弁当屋さん」を読んだ。
独特の絵柄(かわいい。でも目の焦点がないときがあるのでやや不安感を感じる)とファンタジックなストーリー確かに唯一無二な漫画だ。
パット見はかわいいのだが、この表紙の女の子が「邪神」だったもの。
戦争の原因となったことの罰として、人間として生活をしている。
犯した罪のことを時々思い出しながら、明日のお弁当のことだけを考えて生きる。
途切れ途切れに語られる彼女の過去は、罰せられるようなことには思えないけど、とにかく、神を裁く立場の神もいるみたいだ。
ほのぼのしているようで、実は複雑で重めなストーリでもあり、読む人を選ぶかもしれない。少なくともアハハと笑って後腐れなく終わりたい人向きではないかな。(私だ)
「高さを出す事、隙間を埋める事。丸い形も歪な形も、型に入れば同じ事」
お弁当を作るときに何度も出てくるこの言葉。
何かを暗示しているのかもしれないが、裏など読まずに、もっと早く知りたかった!
いえね、私 3人の子供に8年間弁当作り続けたんですよ、
そうか、高さ!高さを出すのって意外と難しいだよ。
感覚的にはね、分かってたんですよ。
ついこの間ね、弁当作りも卒業しちゃったんですよ。
高校3年生、もう自由登校だから弁当いらないんですって。最後の弁当って、 分かっ て たらもうちょっとちゃんと作ったのになぁ。
ちなみに、邪神のレイニーのとなりにたつこのかわいい鶏はとっても強い座ってもいいニワトリのチュンちゃん。座ってもいいニワトリって。
「高さを出す事、隙間を埋める事。丸い形も歪な形も、型に入れば同じ事」レイニーは一日一善をモットーにする弁当屋であり、実は謹慎中の『神』。戦争を引き起こした罰を受け、今は人間として生活している。相棒ニワトリのチュンちゃんに、歌手を夢見る同居人のダリア、弁当を買ってくれるお城勤めのライラック。様々な者と共にレイニーは生きる。かつて邪神と呼ばれた彼女が生きる理由は今のところ‥‥『明日の弁当のおかずを考える事』である。
次に読みたい本
どうやら、このミスランクインの作品が軒並み半額セールになっているようである。
いや、厳密にいうと48%引きとか。もうちょいいつもならいってたんじゃない?ともおもうが、この機をのがざす年末年始用の本をゲットするのも良いかもしれない。
私は気になってたこれを。本屋大賞にもノミネートされていたので面白くないわけない。

