iCHi's diary~本は読みたし、はかどらず~

主に忘れっぽい私の読書録。最近はもっぱらAudibleで聞く読書

京極夏彦

『筑前化物絵巻』キテレツでかわいい妖怪たちの楽園

本屋さんでこんなチラシをいただいて、京極夏彦の「筑前化物絵巻」を読んだ。 いや正確には、読んだというより“眺めた”が正しいかもしれない。というのも、本作で京極夏彦が手がけているのは序文のみで、メインは江戸時代の旧家に伝わる絵巻の写本である。 …

「遠野物語と怪異」囲炉裏端のエンターティナーによる究極の世間話

柳田國男生誕150年、遠野市立博物館特別展の書籍化「遠野物語と怪異」を読んだ。 読んだと言うか眺めた。 この表紙をみてハートを撃ち抜かれてしまった(特殊なハートゆえ) 遠野物語について簡単に説明すると、柳田國男が1910年に発表した岩手県遠野地方の…

「猫と庄造と二人のおんな」猫へのジェラシーなんて無駄

谷崎潤一郎の「猫と庄造と二人のおんな」を読んだ。 猫と庄造と二人のおんな (新潮文庫) 作者:潤一郎, 谷崎 新潮社 Amazon あの、HENTAI谷崎にしてはそこまでではないがタイトルからわかる通り、ただでさえ三角関係なところに猫のリリイちゃんが入って、歪な…

届いてました!京極夏彦の新刊

鵼の碑(ぬえのいしぶみ) ぬえっめ鵺と鵼ふたつの漢字があるのかー 知らなかった。 鵼の碑 【電子百鬼夜行】 作者:京極夏彦 講談社 Amazon なんと今回829ページ! 流石!重い!厚い!最高だ! さて、これからいそいそと読み始めるが、果たして最近オーディ…

「遠野物語」謎のオシラ様に萌える

女は40を過ぎると着物が着たくなるというが、本読みは40歳すぎると、古事記とか、万葉集とか、遠野物語とかを読みたくものである。 ・・・堂々と書いてみたが嘘だ。しかも40を過ぎたのは結構前だ。 京極夏彦をまとめて読んだら、急に遠野物語を読みたくなっ…

個人的京極夏彦フェア「今昔百鬼拾遺 月」を読んだ

先月は個人的京極夏彦フェアであった。 そもそも去年夏くらいから「別々の出版社から、毎月一冊 今昔百鬼拾遺シリーズを刊行」していた京極夏彦。 うわー、こりゃすごいね、と遠巻きに見ていたのだがメルカリにて三冊セットでお安く出品されているのを発見し…