iCHi's diary~本は読みたし、はかどらず~

主に読書録。読み終えた本がこのまま砂のように忘却の彼方に忘れ去られるのが申し訳ないので、書き留める。要は忘れっぽい読者の読書日記。

アガサ・クリスティー

「満潮に乗って」

アガサ・クリスティの「満潮に乗って」を読んだ。 クリスティのタイトルの中ではあまり有名な話ではないとおもうが、しびれるくらい大どんでん返しだった。 相変わらず、最も犯人っぽくない犯人だったがとみせかけて、そのさらに裏をかく、みたいな。 とにか…

「杉の柩」ポアロの友だちには泥棒がいるらしい

アガサ・クリスティの「杉の柩」を読んだ。 エルキュール・ポアロが最後の最後に華麗に解き明かした犯人はまさかのあの人。 全く予想していなかった人物がまたしても犯人なんだけど、とは言え既視感もある。 これとかね。とは言え結局毎回騙されるんだけどね…

「ポケットにライ麦を」機動力のある安楽椅子探偵!

アガサ・クリスティの「ポケットにライ麦を」を読んだ。 マザーグースの唄をつかった見立て殺人事件を、ご存知ミス・マープルが解き明かすミステリィだ。 最初の半分以上は、ミス・マープルも出てこないし、マザーグースを知らなすぎてちっとも胸に迫ってこ…

「もの言えぬ証人」

私の住む福岡では、登録した人にLINEでお知らせが送りつけられるのだが、最近は毎日熱中症警戒アラートが送りつけられてくる。 それがまあ、判で押したようにマックス振り切れた危険ゾーン(紫)で、赤や黄色を超えたってことらしいが逆に危機感が薄れる。 …