iCHi's diary~本は読みたし、はかどらず~

主に読書録。読み終えた本がこのまま砂のように忘却の彼方に忘れ去られるのが申し訳ないので、書き留める。要は忘れっぽい読者の読書日記。

なんともいえない後味です「ユージニア」

今日から一転して気温が下がるそうですね。

我が家の3号も風邪をひき病院で「クループ」と言われました。

喉が悪いらしいですが、これがいったい何なのか、実のところ良くわかってない母。

今は寝ていますが、昨日から夜中の発熱で眠れなくて布団の上で大騒ぎをしております。

なんか、眠れない!って感じらしい。

病気のとき寝る、っていうのは常識だけど、学習しないと身につかないもんなんだ?

さて、先日読んだなんかうまく説明できない本。

ユージニア (角川文庫)

著者:恩田 陸

ユージニア (角川文庫)

10年以上昔に旧家で起こった大量殺人事件について、関係者がそれぞれ思いをめぐらすのですが、最後は結局なんだったのかいまいちわからないまま終わります。

なので、犯人探しとか謎解きのミステリーではなく、妖しい雰囲気を楽しむと言うか事実とは何か?というテーマを楽しむ本のようです。

こう書くと面白くなさそうなんですが、最後までぐいぐいページをめくる手を止められなかったので、やはり面白いのだろうと思います。

私的には「むつかしすぎてわっかんなーい」ですが。うまく説明できないけれど、やっぱり恩田陸さんはすごいんだなーと。