2026-02-01から1ヶ月間の記事一覧
間宮 改衣の「ここはすべての夜明けまえ」を読んだ。 適合手術を受け機械の身体を手に入れた私が、家族史を語る物語。 独特のちょっと幼いしゃべり言葉の文体が物語とあっていて一気に読める。 適合手術を受けた彼女は、永遠に若くて美しいが機械の身体なの…
施川 ユウキの「バーナード嬢曰く。8」を読んだ。 待ってましたの新刊。 今回もまた、読みたい本リストにどんどん追加されてしまっって嬉しい悲鳴だわ。 今回はイソップ童話の「ブレーメンの音楽隊」が度々でてきた。 こんな感想は手抜きだけど、相変わらず…
夏川草介の「エピクロスの処方箋 」を読んだ。 哲学者の名を関した「雄町哲郎シリーズ」の2冊目。 今年の本屋大賞にノミネートされてもいる。 前作の「スピノザの診察室」を読んだ時に「映画化されるところまで想像できる」と書いていたが、やっぱり映画化…
矢樹 純の「彼女たちの牙と舌」を読んだ。 塾で出会った「ママ友」たちが織りなすクライムノベル。彼女達舌はたくさんの嘘とほんのちょっとの真実しか話さない。 そして、彼女たちの牙では、半グレの男たちには全く太刀打ちできない。ように見える。 ちょっ…
壇 俊光の「天才プログラマー金子勇との7年半」を読んだ。 実際にあった「Winny事件」を担当した弁護士が語る貴重なノンフィクション。 このような事件があったことは覚えていたが、その後長い年月をかけて争われ、無罪を勝ち取ったことまでは知らず、大変失…
三宅 香帆 の「考察する若者たち」を読んだ。 またすごいものを書いてしまったな、三宅香帆!読みながら彼女の説に説得されまくりだった。 実はイマイチ理解できていなかった「ファン」と「推し」の違いがわかった。推しとは、好きなだけではなく「応援した…
いよいよ、3回目の道のり。 これまで、やったことをおさらいすると 1.はてなブログを書き出して(どこからどこまで、といった書き出しに対応していないので、過去10数年分!)Kindleが販売できるように登録もした。 2.それから、表紙を作った(Nanobanana) …
小野 不由美の「営繕かるかや怪異譚 その肆」を読んだ。 巻を重ねる事に怖さに凄みが増すなー 今回はとくに猿の話「迦陵頻伽」が怖かった・・・ 主人公というか、メインキャラクターは「営繕屋・尾端」なのだが、毎回物語の語り手は、怪異に悩む人だ。 困っ…
野原 広子の「離婚してもいいですか?」を読んだ。 この人の絵柄すきだわ~シンプルでかわいいので重たい話も読みやすい。 このエッセイコミックが劇画調だったら(そんな分けないけど)もっともっとドロドロしていただろう。 それにしても十人十色じゃない…
本谷有希子 の「異類婚姻譚 」を読んだ。 怖いようなとぼけたような不思議なお話。 犬は飼い主に似てくるって言うけど、一緒に暮らして同じような生活をしていれば夫婦も似てくるのだろうか。いや、似るにしても限度ってもんがある。 主人公のさんちゃんは、…
くわがき あゆの「レモンと殺人鬼」を読んだ。 レモンと殺人鬼。爽やか担当と物騒担当を、よくもまあ同じ皿に盛りつけたな……というタイトルである。三題噺のお題みたい。 さすが、このミス大賞だけあって、どんでん返し・読者への欺き・伏線の小さな釘が、ペ…
下村 健寿 の「頭のいい人が問題解決をする前に考えていること」を読んだ。 頭のいい人のやり方を聞いて真似したら、頭のいい人になるのか問題。 なんか結構わかりやすくて読んでよかったんだけど、実践しても多分頭は良くならない。 ただ、タイトル通り問題…
田村 由美の「ミステリと言う勿れ(16)」を読んだ。 ひっそり追いかけているこの作品。 私がでたら仕方なく購入するシリーズの一つだ。 相変わらず、ぶろっこりー頭の整(ととのう)君とわきを固めるキャラ立ちをした皆様のミステリー。 間隔を開けすぎて…
野崎まど の「小説」を読んだ。 小説を読むとは一体何なのか。純粋に文学を愛している人ほど刺さる物語じゃないだろうか。 主人公の内海は、5歳のときに父親に褒められたくて「走れメロス」を読んだことをきっかけに、本の世界へ沈み込んでいく。 読む、読む…
「奥田英朗」の「リバー」を読んだ。 『リバー』は、河川敷で発見された若い女性の死体から始まる。しかもそれは、10年前に起きた2件の殺人事件と酷似した手口。時を経て、三度目の殺人。骨太の警察小説で、気づけば私はぐいぐいと物語の流れに引き込まれて…
今日は劇団四季のオペラ座の怪人を見てきた。 実は第一部でちょっと寝てしもうて、ありゃこりゃ失敗したかなと思っていたら、後半の大盛り上がりで最終的には号泣。 いやーよかった。 怪人の力強い歌声、そして彼の圧倒的な孤独。 よかったーーーー! オペラ…
さて、二日目にやったこと。(もはや飽きそうなんだけど、道のり1で止まるのはあまりにもカッチョ悪い・・・自分の集中力のなさに驚く。) 表紙を作る 結局、超絶シンプルな表紙をnanobananaにつくってもらう。 ここに至るまでに、チャッピーに「表紙作って…
青柳碧人の「乱歩と千畝―RAMPOとSEMPO」を読んだ。 偉人にも、まだ何者でもなかった時代がある――そう思うだけで、歴史はぐっと身近になる。本作「乱歩と千畝―RAMPOとSEMPO」は、若き日の江戸川乱歩と杉原千畝が早稲田大学近くで出会っていた、という大胆な歴…
ある日私は決心した。ブログを毎日書き始めて約1年半。そろそろ別のモチベーションが必要になってきた気がする。何なら半年以上前からそんな気持ちがしてきているような気がする。 そもそも私って何のために毎日ブログ書いてるんだっけ?必死豆炭で(大分弁…
恩田陸の「酒亭DARKNESS」を読んだ。 多聞シリーズの「珈琲怪談」のような感じ(あれも珈琲と書いておきながら、よくアルコールを飲んでいたナ)だが、多聞さんは出てこない。 日本全国の居酒屋で語られる怪談の数々。 あっさりしたテンションで語られるそれ…
春口裕子 の「行方」を読んだ。 初読みの作家さんだが、どうやらイヤミス作家と呼ばれていると知りちょっと意外。 イヤミスと聞くと、こちらの心をねっとりと逆なでしてくる展開を身構えてしまうのだが、少なくとも「行方」はその方向には振り切ってこない作…
堀越 英美 , 紫 式部の「紫式部は今日も憂鬱 令和言葉で読む『紫式部日記』」を読んだ。 源氏物語を書いた紫式部の日記を現代語で書くと多分こうなる、という作品。 源氏物語が大ヒットとしたため、自分の娘のサロンに箔をつけるためにと雇われた紫式部。今…
猫田 ゆかりの「ニッターズハイ!」を読んだ。 キラキラお目目の男子高校生たちが織りなすが編み物を中心にした青春物語。 正直に言うと、男の子が編み物?と一瞬思ってしまった自分がいる。頭では「男のくせに」「女のくせに」なんて言葉はダメだと分かって…
遠坂 八重の「死んだら永遠に休めます」を読んだ。 最終的に胸糞な結末だけど、一気読み。いやーでもこの身も蓋もないタイトル、本屋でも気になってたんだよネ。 主人公・青瀬の職場環境が、とにかく地獄だ。 朝9時から日付が変わるまで働くのが当たり前。い…
内藤のみか「電子書籍の読み放題で毎日読書したら、1年で20万円以上もトクしちゃいました。: 1日1冊アンリミ読書」を読んだ。 あ、なんか同じようなことをしている人がいる・・・と思って読んでみた。 私も曲がりなりにも、Audibleで毎日読書してるしアウト…
青山美智子 (著), 朱野帰子 (著), 斎藤千輪 (著), 竹岡葉月 (著), 織守きょうや (著), & 2 その他 の「泣きたい午後のご褒美」を読んだ。 喫茶店、というテーマで6人の作家が書いた短編小説。 表紙が可愛い。 オムニバスって、知らなかった作家の話を気軽に…
藍銅 ツバメ の「馬鹿化かし」を読んだ。 初読みの作家さん。ジャンルは・・・ファンタジー? 実在の人物が数多く登場する。 主人公の山田朝右衛門は、江戸時代に御様御用(おためしごよう、御試御用)という刀剣の試し斬り役を務めていた山田家の当主代々の…
近藤 ようこの「ホライズンブルー」を読んだ。 母性という言葉の裏側にある重たい現実を、静かな筆致で暴き出す、心に刺さる一冊だった。 母親に愛されず育った長女が、自らも母となり、やがて我が子に暴力をふるってしまう。妹ばかり可愛がる母親。男性にモ…