iCHi's diary~本は読みたし、はかどらず~

主に読書録。読み終えた本がこのまま砂のように忘却の彼方に忘れ去られるのが申し訳ないので、書き留める。要は忘れっぽい読者の読書日記。

今日読んだ本

「書痴まんが」を読んだ

ずっと読みたいけど、買おうかどうか悩んでいた漫画が手に入った。 先日、久々に丸善に行き、散々仕事の本を探して、高くて買うのを断念したのだが、せっかく来たのに手ぶらで帰れるか! と勢いで購入。目の前にこの本があって本当にラッキーだった。 書痴の…

人間のこと嫌いになりそう「セミ」

ショーン、タンの「セミ」という絵本を読んだ。 セミ 作者:ショーン・タン 河出書房新社 Amazon 前々から気になっていたこの絵本。きっかけは「ひみつのしつもん」の岸本佐知子訳と知ったから。 ichi-z.com 内容は17年間も!人間の会社でデータ入力の仕事を…

「美しき小さな雑草の花図鑑」雑草とあなどるべからず!

ラジオで紹介されていて、調べたらkindle unlimited 対象だったので早速ダウンロードしてみた。 そこいら辺に生えていてほとんどの人が素通りするいわゆる雑草たちの花図鑑 美しき小さな雑草の花図鑑 作者:多田 多恵子 発売日: 2018/02/02 メディア: 単行本…

こんな時代に読みたい「感染症にまつわる本」

アマゾンの小説ランキングにて、カミュの「ペスト」が小説の1位に入っていた。 ・・・こ、これはコロナの影響? ペスト (新潮文庫) 作者:カミュ 発売日: 1969/10/30 メディア: ペーパーバック アルジェリアのオラン市で、ある朝、医師のリウーは鼠の死体をい…

やっぱりシュールでスプラッタ「筒井漫画瀆本」

高校生のときアホホド読んでいた筒井康隆の「筒井漫画読本」を読んだ。 あー、このコマ、筒井康隆の不条理さをよく表していると思いません? 高校生の時、めちゃくちゃ読んでいたのに最近はとんとご無沙汰していて、久々にこのシュールさを思い出してニヤつ…

問題解決したい3冊!けど問題が何かわからない!

世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく 作者:渡辺 健介 発売日: 2007/06/28 メディア: 単行本 世界一やさしいというタイトルと、カワイイイラストにつられて「世界一やさしい問題解決の授業」を読んだ。 内容は、自分たちのバンド…

さっくさくの読後感「准教授・高槻彰良の推察 民俗学かく語りき」

澤村 御影の「准教授・高槻彰良の推察 民俗学かく語りき」を読んだ。 准教授・高槻彰良の推察 民俗学かく語りき (角川文庫) 作者:澤村 御影 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2018/11/22 メディア: Kindle版 「怪異は、現象と解釈によって成り立つんだよ、…

マンガ死ぬこと以外かすり傷を読んですごいと思うところ

マンガ死ぬこと以外かすり傷を読んだ。 マンガ 死ぬこと以外かすり傷 (NewsPicks Comic) 作者:箕輪 厚介,星井 博文,松枝 尚嗣 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス 発売日: 2019/12/27 メディア: 単行本(ソフトカバー) 私あまり詳しくないのだが、それでも…

「天才はあきらめた」はあきらめてからやったことがすごかった

結婚報道の記憶も新しい南海キャンディーズの山ちゃんによる「天才はあきらめた」を読んだ。 天才はあきらめた (朝日文庫) 作者:山里亮太 出版社/メーカー: 朝日新聞出版 発売日: 2018/07/06 メディア: 文庫 自分でも何回もクズだクズだと書いているが、本当…

修行が必要だな「嫌われる勇気」

タイトルだけを見た友達に心配されたこの本 嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え 作者: 岸見一郎,古賀史健 出版社/メーカー: ダイヤモンド社 発売日: 2013/12/13 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (113件) を見る かなり…

わからない事だらけ「終末少女旅行」

「少女終末旅行」つくみず著を読んだ。 少女終末旅行 1 (BUNCH COMICS) 作者: つくみず 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2014/11/08 メディア: コミック この商品を含むブログ (18件) を見る 二人の少女が旅をしているのだが、それがいつなのかどこなのか、…

まさしくキャラクター小説「ぬいぐるみ警部の帰還」

kindle unlimitedで読めるミステリーで面白そうなものを見つけるのは実は難しい。 だって、ほんとに玉石混交で大量にありすぎて検索に引っかからないわ、自分で書いて電書化したようなしょうもない(失礼)本と、ちゃんとした大手の出版社からでたきちんと流…

今日読んだ本、五等分の花嫁、中学聖日記他 我ながら乱読

最近読んだKindle漫画本をまとめて書き留めとく。 五等分の花嫁(1) (週刊少年マガジンコミックス) 作者: 春場ねぎ 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2017/10/17 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (1件) を見る これぞザ、男子の夢。 5つ子ちゃん…

今日読んだ本「モブ子の恋」「はじめアルゴリズム」「夏目友人帳24」

スローペースすぎるぞ モブ子の恋 モブ子の恋 1巻 作者: 田村茜 出版社/メーカー: ノース・スターズ・ピクチャーズ 発売日: 2017/10/20 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (1件) を見る こちら、大人しくて自己主張が苦手でいつも人の陰に隠れがちな…

今日読んだ本「政宗くんのリベンジ」

今日はめっきり暑かった福岡です。どんどんビールがおいしくなりますな。 さて、今実は日本三大奇書と呼ばれる「ドグラマグラ」にチャレンジ中なのですが、なっか中の手ごわさで、なかなか読み終わらない!! しかも、kindle読み上げ機能で聞いてるもんだか…

喘ぎ泣くて・・・「喘ぎ泣く死美人」今日読んだ本「ゾンビで学ぶAtoZ」

相変わらずのインパクトのあるタイトル「喘ぎ泣く死美人」を読んだ。 正直、amazonで検索するとやらしい本が一緒に上がってくるので恥ずかしい。 一度検索したが最後、しつこく私の嗜好を誤解したままいろいろおすすめしてくるんでしょ!嫌すぎる。 喘ぎ泣く…

今日読んだ本「ワニ男爵」「カラット探偵事務所の事件簿 1 」

めちゃくちゃ紳士でダンディなワニの小説家。ただ野生の血にわれを忘れることがある。 腰ギンチャク?のウサギが思わずびびっているのをみて、わたしのことを軽蔑しますか?と寂しそうに聞く先生。イメージ明治の文豪、ワニだけど。 それにしても、さすがは…

本なの漫画なの「ビブリオ漫画文庫」

amazonパトロール中に見つけた本「ビブリオ漫画文庫」を読んだ。 なんとなく、わかるけど結局本なのか漫画なのかわからん。 そもそもビブリオもよく聞くし、普通にビブリオバトルは受け入れているが、意味を知らない。 というわけで、ウィキペディアで調べて…

今日読んだ本「内臓一個とっちゃった」「夜回り猫」

内臓いっこ取っちゃった 作者: 内村かなめ 出版社/メーカー: ナンバーナイン 発売日: 2019/01/18 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 胆石で緊急入院、緊急手術を行おう羽目になった漫画家が転んでもただでは起きぬとばかりに体験を漫画に。胆石…

今日読んだ本「スピな夫が何言ってるかわからない」「デジタル完全版永久保怪異談」

ちょいとホラー系の漫画を読んだ。 うちはスピじゃなくても夫が何言ってるかはわからんけど、まあそれは置いといて。 スピな夫が何言ってるかわからない (コミックエッセイの森) 作者: えじまりん 出版社/メーカー: イースト・プレス 発売日: 2019/04/04 メ…

優しさ溢れる?「首」

連休明け、やはり全力で学校をサボろうとする息子をなんとか送り出し久々満員電車で会社へ。 いやーあんまり休みが長いと仕事が手に付かんねーとか言いながらお土産のお菓子をむさぼり食べてきた。 連休中は休みが長すぎるーとぼやいたりしてましたが、始ま…

ちょっと意外?思わず考えちゃう

十連休の真っ只中、終わりの見えぬ断捨離に嫌気がさして先日よりもう一つの目標「積読を25センチ減らす」チャレンジ中である。 チャレンジ中であるが、こちらはブックカフェでタピオカほうじ茶ミルクを飲みつつありがたくダダ読みさせていただいた本。 (結…

今日読んだ本「無限大ガール」「ここは今から倫理です。」

無限大ガール kindlesingles という、短い書籍をよく読んでいる。 1時間かからずに読み終えるし、有名どころの作者で未読の人の開拓にもってこいだから。 森絵都さんの無限大ガールは「幾千の空洞をもつ少女」の話。 自分がなさ過ぎてつまらない、と彼氏に…

うーん難しい?「マリー愛の証明」「シャンデリア」

読んだことない作家を攻略しようと、立て続けに川上未映子さんの本を読んだ。 普段、ミステリーやホラーなどを好んで読む私は、単純で明快でわかりやすいものが好きだ。そこに学びや成長を求めてるんじゃなくて、あー面白かった、っとすとんと落ちがつくこと…

なるほどとのダブルミーニング「なるへそ」

今大人気の池井戸潤さんの本。実は初めて読んだ。あんまりたくさんのドラマがありすぎて、番宣だけで満足していたのだが、ふと通勤中に読む(というか聞く)本が切れたので聞いてみた。(unlimitedだしね~) なるへそ (Kindle Single) 作者: 池井戸潤 発売…

最近読んだ本「春琴抄」「金田一少年の事件簿 天草財宝伝説殺人事件」「書評記事の書き方」「秋津」

週末は福岡はとても良い天気で、子供と一緒に所属しているボーイスカウト隊で凧揚げをしてきた。そこそこ風があってよく飛んだので面白かったんだけど、久しぶりの紫外線に対策を怠ったため腕が日焼けでえらいことに。 これ、鳥みたいだけどごみ袋で手作り。…

今日読んだ本「御伽草子」「ちゅぱからぶ」

御伽草子―マンガ日本の古典〈21〉 (中公文庫) 作者: やまだ紫 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2000/12/01 メディア: 文庫 購入: 1人 クリック: 6回 この商品を含むブログ (2件) を見る 鉢かづき姫やものぐさ太郎、酒呑童子などみんなが知ってるおと…

ほっこりと思うなよ!「鬱ごはん1」

施川ユウキさんの漫画は本当好き嫌いが分かれるだろう。 私にとっては「オンノジ」に出会ってからとても好きな漫画家だ。 「オンノジ」を褒め称えるのはまた別の機会に譲るとして、気になっていた「鬱ごはん」をよんだ。 鬱ごはん 1 (ヤングチャンピオン烈コ…

最近読んだ本「うどんの国の金色毛鞠」「現役看護師イラストエッセイ 病院というヘンテコな場所が教えてくれたコト。 」

一気に春めいてきて、飛んでいる花粉も変化を感じる今日このごろ。 それなりにいろいろやることがあるのでなかなか本が読めないが、ついついレンタルコミックとかブックオフとかに入り、積んでしまっております。 というわけで、あっという間に「今日読んだ…

名探偵が101人いる

図書館で借りたのである。 ・・・なんで100人にしなかったのだろう。 やはり、11人いるへのオマージュなのだろうな。 名探偵ベスト101 (ハンドブック・シリーズ) 作者: 村上貴史 出版社/メーカー: 新書館 発売日: 2003/12/01 メディア: 単行本 購入: 1人 ク…