ショーン、タンの「セミ」という絵本を読んだ。
前々から気になっていたこの絵本。きっかけは「ひみつのしつもん」の岸本佐知子訳と知ったから。
内容は17年間も!人間の会社でデータ入力の仕事をしているセミ。
残業代もない、トイレも使わせてもらえない。とにかくひどい仕打ちを受け打つ17年勤め上げた結果、あっさりお払い箱になるセミ。
17年目のその日セミは屋上にのぼり、飛び降りるか・・・とおもいきや変態をして殻を破り夕焼けぞれに飛び立っていくのだ。(ということはこれはセミの幼虫なのね。
スーツ来ているからわからないんだけど)
人間のこと、ほんとはどう思ってたのかな。セミは・・・
ちょっと、子どもの読み聞かせてもどういう感想がでてくるのか予想がつかないタイプの絵本。
他にも気になる表紙の絵本を書いているこの「ショーン・タン」さんは、、オーストラリアのイラストレイター、絵本作家、映像作家。いろいろ幅広く活躍しているようで、
日本での絵本はほとんど岸本佐知子さん。
あ、大人向け絵本作家らしい。なるほどね~~~