連休明け、やはり全力で学校をサボろうとする息子をなんとか送り出し久々満員電車で会社へ。
いやーあんまり休みが長いと仕事が手に付かんねーとか言いながらお土産のお菓子をむさぼり食べてきた。
連休中は休みが長すぎるーとぼやいたりしてましたが、始まりゃ始まったで、まだ火曜日かーてなもんですよ。
さて今日読んだ本は横溝正史の首。
首って言われても…と、そんなあなたにこのショッキングな表紙をおくる。
うわーこりゃ子供トラウマになるレベルだわ。電車で隣の人が読んでたらスッと離れるわ。
なぜ、首が切られていたか?の推理が秀逸なんですよ!
さらには金田一耕助の優しさがあふれかえって、まあ犯人だけどもういいよね、って感じで締めくくっちゃいます。
大人だからぜんぜんありかな。
子供向けだと、犯人を見逃すのはヨロシクない気がする。そもそも子供に生首の話がヨロシクない気がする。
表題作、首を含む4つの中編集
1.生ける死仮面
果たしてこのデスマスクは誰のものか?
犯人はただの変態なのか?それとも…
2.花園の悪魔
美しい花壇の中で全裸の美女が殺されていた。
犯人と目された青年はいかにして行方をくらますことに成功したのか?
3.蠟美人
白骨死体から生前の顔を復元した法医学者黒柳は
偉大な学者か単なる山師か?
4.首
一年前と同じ場所でまたしても殺人事件が起こった。生首を岩の上に置いたのは古くから伝わる言い伝え、なんとか様(忘れた)の祟りなのか?
以上、テレビのサスペンスドラマラテ欄風に紹介してみた。
金田一耕助の優しさに溺れたい方にオススメ。