kindle unlimitedで読めるミステリーで面白そうなものを見つけるのは実は難しい。
だって、ほんとに玉石混交で大量にありすぎて検索に引っかからないわ、自分で書いて電書化したようなしょうもない（失礼）本と、ちゃんとした大手の出版社からでたきちんと流通にのも載っている本が、並列に扱われている。
それが、本屋であれば新たな発見とかもあって、本の海で溺れるのもまた一興って感じやけど、パソコンの画面でそれをやると、ものすごいストレスを感じる。
Amazonさんにこんな機能をつけてほしい。
エロ度絞り込み。表紙の肌色率絞り込み。
いや、本屋でバイトしてたから需要が多いのは知ってますけども、必要ないと感じているユーザーも多いのにさ～
もうホント、辟易するのよー人気ランキングを多く占める写真集とかさ。かんがえやがれ。といつも思う。
で、話が大分脱線したが、こんかい発掘した面白そうなミステリーがこれ
出版社も作者もまちがいないので間違いなかった。
（って、私は個人で電子書籍化するのには大賛成。大手じゃないから否定するつもりもない。
ただ私にとって面白いコンテンツを推し量れないので、どうしてもこういう選択になる。）
殺人現場にぽつんと遺されたぬいぐるみ、いったい何を語る？ 美形の警部・音無美紀の密かな楽しみは、ぬいぐるみを愛でること。愛するぬいぐるみから優れた洞察力で、手がかりを発見する。そして、男勝りの言動の一方で音無にぞっこんの則竹女史、ミステリおたくの江角や若手の桂島など、個性派刑事が脇を固める、〈ぬいぐるみ警部〉シリーズ連作集第一弾。ファン待望の文庫化。著者あとがき＝西澤保彦／解説＝霞流一
まず、美形で礼儀正しい名探偵の音無警部（男性）、バリバリ働くクールビューティは女性刑事則竹、いかにも叩き上げの現場至上主義っぽい見た目なのに、中身はミステリオタクの江角、とみんなキャラクターだけがあるき出しそうな勢い！
特に、ミステリオタクの江角が血文字のダイイングメッセージを見たときの嬉しそうな様とかほんとおもしろい！ぬいぐるみにまつわるミステリーなんて、ただでさえ珍しいのに、なかなか面白かった。
私、西澤保彦さん初読みだけど思ってたのと違う！
なんか勝手にもっと、メタミステリーというかけむに巻かれるかんじのミステリーだと思ってた。すんません。
というわけで次はこれが読みたい。
