iCHi's diary~本は読みたし、はかどらず~

主に忘れっぽい私の読書録。最近はもっぱらAudibleで聞く読書

『神と怨霊』竹田恒泰と三上丈晴の“目に見えない世界”対談

竹田恒泰・三上丈晴対談本の「神と怨霊」を読んだ。というか聴いた。

 

竹田恒泰 といえば、皇族の血を引く(のに割ときついことをテレビで言ってる)政治評論家で「三上丈晴」は全然知らなかったが20年近く「ムー」の編集長をしている人らしい。

なんか、きな臭い感じを感じつつも聴き始めたが、思ったよりおもしろかった。

どちらかというとムー寄りの話題が多くて、二人して「神はいると思いますか」「いますよね」「ですよね、いないと説明つきませんもんね」という感じで、何か他者を寄せ付けぬ感じ。

 

いきなり竹田氏が若い頃「座敷童子と同居していた時の話」を披露。

何でも、本棚の本を勝手に読んでいるようで、読んだ本を片付けないので叱ったら次回から、ちゃんと戻すようになったとか。

幼い女の子と暮らしている様な気分だったそうだ。

 

その後も、日本三大怨霊とされる崇徳天皇の小説を書いている最中、どうしたわけかどんなに頑張ってもパソコンに保存できず、プリントアウト仕様にもプリンタが壊れ、プリンタを借りた人のプリンタも壊れ、修理に出した人の家が火事になりと、ハードな拒否にあったそうで、

それでも無事出版までこぎつけたのは、崇徳天皇に真剣にお詫びをしたあとから筆が進むようになったからだそう。

 

次から次へ、「目に見えない世界」の話が呈示される。

そして、全身で信じ切ってる感じがブレない。なので、よくある「いろんな解釈ありますけど」とか「信じるも信じないもあなた次第」みたいな保身のコメントが無いのだ。ある意味新鮮。

 

その他、現代語訳の古事記の話にも触れられていて、そうか、この人にとっては崇徳天皇古事記に出てくるアマテラスも遠い祖先で、結構自分ごとに感じるのか。

面白い。

 

とりあえず、トンデモ本とのキワキワのキワモノです。面白かったけど。

彼の現代語訳の古事記も読んでみようと思った。

竹田恒泰・三上丈晴対談本の「神と怨霊」を読んだ。

 

竹田恒泰といえば、皇族の血を引く(のに、けっこうきついことをテレビで言ってたりする)政治評論家。一方で、三上丈晴は今回初めて知ったが、20年近く「ムー」の編集長をしている人物らしい。

 

なんとなく、きな臭い雰囲気を感じつつも聴き始めたが、これが思ったよりおもしろかった。

どちらかというとムー寄りの話題が多くて、二人して「神はいると思いますか」「いますよね」「ですよね、いないと説明つきませんもんね」と盛り上がる。その空気感が、ちょっと他者を寄せ付けない感じでもある。

いきなり竹田氏が、若い頃「座敷童子と同居していた時の話」を披露。

何でも、本棚の本を勝手に読んでいるようで、読んだ本を片付けないので叱ったら、次回からちゃんと戻すようになったとか。幼い女の子と暮らしているような気分だったそうだ。

その後も、日本三大怨霊の一人・崇徳天皇の小説を書いている最中、なぜかパソコンに保存できず、プリントアウトしようにもプリンタが壊れ、プリンタを貸した人のプリンタも壊れ、修理に出した人の家が火事になるという、ハードな拒否にあったとか。

それでも無事に出版までこぎつけたのは、崇徳天皇に真剣にお詫びをしたあたりから筆が進むようになったからだそうだ。

 

次から次へと、「目に見えない世界」の話が登場する。

 

しかも、全身で信じ切っている感じがブレない。だから、

 

よくある「いろんな解釈がありますけど」とか「信じるも信じないもあなた次第」みたいな保身のコメントが一切ない。ある意味、とても新鮮。

 

そのほか、現代語訳の古事記の話にも触れられていて、なるほど、この人にとっては崇徳天皇も、古事記に登場するアマテラスも遠い祖先で、自分ごととして感じられるのだなと腑に落ちた。

面白い。

 

とりあえず、トンデモ本との境界線ギリギリのキワモノだった。けど、面白かった。

彼の現代語訳の古事記も、読んでみようと思った。

 

神と怨霊

政治評論家で「古事記」の研究家でもある竹田恒泰氏と、雑誌「ムー」の編集長・三上丈晴氏が、日本の歴史を軸にして、“目に見えない世界”について語り合います。博識な2人の話は、霊魂や怨霊、「古事記」「百人一首」の謎、さらに神や天皇にまで広がります。神道に詳しい竹田氏は、「目に見えない世界はある」と断言。伊勢神宮の祭祀中に起きた不思議な出来事や、自身の回りで起きた奇怪な現象を披露します。「日本は神に守られた国」であるとして、世界に誇る日本の文化の特殊性を解説したうえで、「天皇が国民のために自発的に祈ってくださり、国民が天皇のご健康を祈るって国を支えるというのが、日本の国体といえます。神に感謝することが日本の平和につながっていることを、忘れてはいけないと思います」と結びます。

次に読みたい本

現代語古事記