いかにもフランスっぽい絵本をご紹介。フェリシモ出版と言う知る人ぞ知る?(通販の会社ですね)ところから出ています。
図書館で子供が見つけてきて以来、毎回あれば借りるというお気に入り絵本。買ってくれ、という言葉を知らない幼子はいいですなー
さて、内容はフランスの上流家庭(ココがたぶん私の堪に障っている)のママと、三つ子たちのお話。
といってもストーリーと言うよりは一コマ漫画。
結構内容は大人向けでクスリというか、おいおいが多い。
例えば
「ママー赤ちゃんってガムが大好きなの知ってた?」
「もう17枚も食べちゃった!」とか、
「私たちが今してるコトって大人にとってはかわいく見えるみたいね、ママがビデオカメラ回し始めたもの」
みたいな。結構性悪でかわいい?子供達が描かれています。
ママもきれいでスタイル抜群だけど、結構私と同じようなことで怒っていておもしろいです。
「ママーこれ電池切れちゃったよ」
「また?ママは電池ばっかりかって過ごす人生はイヤよ」なんてね。
わたしも君たちの脱いだ靴下を拾って歩く人生はイヤなの!
特筆すべきは、特に食べ物の絵が美し~コト。「みつごちゃんとボンボン」では色とりどりのキャンディーチョコレート、ゼリービーンズ、グミ・・・・・・が登場しますが、とてもおいしそうにかかれているのです。まさしく人工着色料 !たっぷりなお菓子のがおいしそうなんだな~
こういうおもしろさって、どう表現したらいいんでしょう?ちょっと毒もあるけど、全体としてはかわいいくっておしゃれな皮をかぶっています。
あと、文字も活字ではなく全部手書きで起こされていて素敵です。対象は大人かなという気もします。ちなみにフランスでは国民的人気のキャラクターだそうな。
ただしこの本、アマゾンではレビュー画像がでません。残念。
手に入りづらい状況のようです。