絵本って、わにが結構主人公って多いですよね。
ワニのライルがやってきた (ワニのライルのおはなし 1) バーナード・ウェーバー とか、
わにわにのごちそう (幼児絵本シリーズ) 小風 さち 山口マオ とか。どちらもシリーズ化されています。
この「わにのスワニー」はあの中川ひろたかさん(雑誌ほっぺの)とあべ弘士さん(あらしのよるにとかの絵の人)によるもの。
けっこう大人、でも子供。力の抜けたいい感じの”わにのスワニー”のお話です。
これもシリーズ化していて、おともだちのしまぶくろさんがとてもいい。
しまぶくろさんは、スワニーよりずっと子どもでダジャレ連発の”愛くるしくもうっとうしい”おじいさんのしまふくろう。
うちの五歳がずいぶん受けているので、だじゃれといえども隅におけません。
表紙の裏には四こま漫画もあって、それもうちの娘は熱心に読んでいます。(結構漢字が多いけど[E:bleah]そこは愛の力と想像力らしい)
それにしても、さすがあべ弘士さんの描く絵は、動物園にお勤めをされていただけあってリアルではないんだけど迫力があります。
しかも、今をときめく旭川動物園だよーびっくり。
かわいいだけの絵本に飽きちゃった方にお勧めです。(いや、ワニのスワニーたちもある意味かわいいですが。)