iCHi's diary~本は読みたし、はかどらず~

主に読書録。読み終えた本がこのまま砂のように忘却の彼方に忘れ去られるのが申し訳ないので、書き留める。要は忘れっぽい読者の読書日記。

古典

ハンギョドンの老子

ハンギョドンの老子を読んだ。 ハンギョドン、私が小学校高学年のファンシー文具集めに明け暮れるている時からいたサンリオキャラクターだ。 最近またあの時代のサンリオキャラクターが大復活を果たしていて、この色使いがなんとも言え好きなのである。子供…

「夫婦善哉」夫婦って本人達にしか分からん

織田作之助の「夫婦善哉(めおとぜんざい)」を読んだ。 織田作之助、名前だけは知っていた(文ストで)が初めて読んだ。そして、本当にお恥ずかしいことに「ふうふぜんざい」と読んでいた。 途中、このタイトルの意味はなんだろうねぇ、善哉って私達が食べ…

「平家物語 犬王の巻」疾走感のある語りの文学

古川日出男の「平家物語 犬王の巻」を読んだ。 アニメ映画にもなっているので、そちらのほうが有名かもしれない。 私も先にアニメーションを見ていたので原作とだいぶんちがってずいぶん驚いた。 と、いうかアニメの方がぶっ飛び過ぎていたことが今ではわか…