iCHi's diary~本は読みたし、はかどらず~

主に読書録。読み終えた本がこのまま砂のように忘却の彼方に忘れ去られるのが申し訳ないので、書き留める。要は忘れっぽい読者の読書日記。

・絵本

ほんとはひみつにしときたいくらい大好きな本「バムとケロのおかいもの」

一番最初のバムとケロを見たときは正直あまりかわいいとは思いませんでした。と・こ・ろ・が、この本のすごさは多分周知の事実だと思いますが、とにかく徐々に夢中になってくる絵本です。この本の伝染力はほとんど病気に近くて、うちに来てこの本をみたお母…

てんぐちゃんが大人だ!「だるまちゃんとてんぐちゃん」

かこさとしさんの独特の絵。懐かしいったらない。この人は私が小学生のころからすでに現役バリバリだったのに、ほんとすごい。 絵を描く人って長生きだ。という話を聞いたことがあるけれど、本当かもしれない。スタイルが変わらないこともすごいよな~ だる…

おばけだってクリスマス「ラーバンとラボリーナのクリスマス」

オヒサマオハヨウ城に住むとってもかわいいおばけの家族。スウェーデンの作家によりかかれたものらしい。シンプルな絵ながら、ところどころ大胆にコラージュが施されていておしゃれ。おばけ好きな子ども達も大満足です。 内容は、どんな音も真似ができる妹お…

私もあははと笑ってみよう「おひさまあはは」

色鉛筆で描かれたこの本。黄色い表紙が目印で、柔らかい感じだがマンガちっくというか、一昔前の漫画風。きっと黄色い色鉛筆だけずいぶんと小さくなったことであろうよ。内容は、おひさまも庭の木も猫も魚もとにかく生きとし生ける者全てが笑っているのに、…

うっそ~!「だれも知らないサンタの秘密」

去年テレビで紹介されていて、私には珍しくジャケ買いした本。大概の絵本は図書館で何回も借りたがるようになったら買ってるんですが。内容は「サンタさんは実はスリムだった!?」「どうやって世界中の子どもに一晩でプレゼントを配っているのか?~トナカ…

めざせ早押し?「きんぎょがにげた 」

かわいい金魚がぴょんぴょん逃げる、キャンディーのボトルや子ども部屋へ。それを読者が探して遊ぶ本です。きんぎょがにげた、どこににげた?ほらまたにげた、どこににげた・・・いたいたもうにげないよ。それにしても五味さんの描く金魚のかわいいこと。シ…

うんこのほん「うんぴうんにょうんちうんご」

ややタイトルにするのにためらう絵本であるが、これはうちの子の超お気に入り。(うち子のだけじゃないはず)図書館で1号の心を捉えて離さず何回も何回も借りております(買ってやれという声は無視。だって・・・) 内容は、「君が冷たいものばかり食べると…

カボチャのお話「ぐりとぐらとすみれちゃん」

ぐりとぐらが「ぼくたち りっぱなおひゃくしょうさんだね」と、言いながら畑の世話をするシーンから始まるこのお話。珍しく?人間の女の子「すみれちゃん」が出てきます。 すみれはらっぱから、かぼちゃを抱えてやってきて、でっかいかぼちゃを料理してみん…

ピンクの肉まん?「どんどこももんちゃん」

とよたかずひこさんのももんちゃんシリーズはふんわりしたやさしい絵シンプルだけれど、温かみのある画風。 この「どんどこももんちゃん」は、ピンクの肉まんのようなももんちゃんシリーズの中で一番最初に手に入れたもです。最初は1号が、今は2号が楽しんで…

美しい!「チリとチリリ_うみのおはなし」

どいかや(←名前よ)さんのこの本は、オイルパステル?で描かれた海の中の世界。美しい! 内容はチリとチリリの双子の姉妹がチリチリリと自転車で海の中に。サンゴの迷路や海のレストラン南の海のダンスショーと海の中観光フルコース最後は二人にぴったりの…

こどもを本好きに育てる?「おひさま」

幼児向け雑誌にはたくさん言いたいことがある。 なぜかってそりゃ、厚紙でできたふろくをちまちま組み立てて、出来ないーと泣かれ壊され、知らなくていいキャラクターを刷り込まれ、見なくていいおもちゃの広告を見せられ、内容も読物というよりおもちゃ。折…

これぞファースト絵本「きゅっきゅっきゅっ」  林明子

林明子さんの赤ちゃん絵本。 うちの1号は「おつきさまこんばんわ」と「おててがでたよ」が大好きでしたが、2号はこれがお気に入りみたい。 初めて絵本に(絵本として)興味を示しだしたのがこの本でした。ちなみにそれ以前は紙類全般として口にする(食すの…

すばらしいデザイン「すてきな三にんぐみ」

ウンゲラーの絵はデザイン的に優れている。色使いもシンプルだけど効果的。 この本の表紙も、大胆に省略された線がとってこわい山賊の迫力をよくあらわしていると思う 。 うちの子が早く育ってこの本に対応できる年齢になったら買おう。と心に決めてい た本…

本当にそれでいいのか?「よかったね ネッド君」

かなり有名な絵本らしく、図書館ではいつもよく見えるところに飾ってある。しかし・・・絵がちょっと怖い。 奥付によると作者はデザイナーや舞台美術も手がける多才な人物らしい。しかし、絵が怖い~ 内容は、ある日びっくりパーティーに呼ばれたネッド君。…

ネコの界プレスリー?「世界一有名なネコ フレッド」

最近洋物(?)がお気に入りの1号。この話は、漫画形式になっており、ふきだしのセリフで話が進む。なんとも読み聞かせしにくい。(皆さんんはいちいち、コマと登場人物を指差してあげてます?)少し長いし、まだまだ4歳には早いか?と思ったが、以外とお気…

小泉前首相?「よわむしらいおん」

朝起きると隣にライオンが寝ていた~普通は恐ろしくて・・と続くところが、ここでは 、ライオンのたてがみはふわふわで気持ちがいい。と来る。 そうか~ごわごわじゃないの?それにしてもこのライオン、髪型が小泉前首相みたい。とか大人の雑念が入ります。 …

気になる表紙「ピッツァぼうや」

図書館で出会ったときに大きく描かれた表紙の男の子に眼が惹きつけられました。 ずっと気になっていた内容は、雨でお外にいけず不機嫌なぼうや。お父さんがぼうやをピザにしようと、キッチンテーブルでこねたり、油をたらしたり(本当は水なんだけどね)小麦…

おすましおねえちゃん「ピッケとポッケ」

ピッケとポッケはネコの姉弟。弟は素直に喜んだり甘えたりできるけどおねえちゃんのピッケはいつもおすまし。でも、シッポはふりふり。いつもおすましのピッケは、ポッケが思いっきりお母さんに甘えているのを見て家出をしてしまいます。自分も長女で弟がい…

ひらがなの「あんぱんまんとばいきんまん」 やなせたかし

今テレビアニメを席巻している「アンパンマン」ですが、やなせたかしさんが、初期にかかれた絵本ではひらがなで「あんぱんまん」と呼ばれているようです。奥付をみると、30年以上まえに出ています。当時母は「なんじゃこりゃ、と思ったけどねー」だそうです…

犬かウサギかはたまたネズミか?「リサとガスパール」

アン・グットマン文 ゲオルグ・ハレンスレーベン絵 石津 ちひろ訳 かわいい!と最近はグッズなんかもたくさん出ているリサとガスパール。内容もしっかり子供にアピールするらしく、うちの1号(四歳)が大好きです。リサ(女の子)と、なかよしのガスパール…

これがアートだ 「がちゃがちゃどんどん」 元永 定正著

図書館の読み聞かせの時間に読んでもらった本。1号も2号も大うけ。英語の題名は形から連想する音。うーん、まさにそのとおり!!たいていの人は、「音を絵に描いて見て。」と言われても「はて」と固まってしまうはず。しかし、この元永さんはまるで見てき…

どろぼうがっこう

おいのこ森というへんななまえの森に金と銀の目をしたへんなふくろうが・・・と始まるこのお話。かこさとしさんの一連の作品のなかでもぶっとんだ部類に入ると思われます。森の中の泥棒学校では「くまさかとらえもん」先生のもとかわいい(かなり疑問)生徒…

■ちびくろさんぼ

ちびくろ・さんぼposted with 簡単リンクくん at 2006. 9.12 ヘレン・バンナーマン文 / フランク・ドビアス絵 / 光吉 夏弥訳瑞雲舎 (2005.4)通常24時間以内に発送します。 オンライン書店ビーケーワンで詳細を見る 何年か前まで差別的な表現があるということ…

■ねないこだれだ せなけいこ

せなさんの貼り絵はとてもかわいい。見ているとなんだか自分でもやってみたくなる。ちぎれた紙がかもし出すこの柔らかいせんが、おばけにぴったりだわ。と、真似してみたけれどこれがなかなか・・・見るとやるとじゃ大違い。 しかも、このシリーズ、赤ちゃん…

さるるるる 五味太郎

とってもシンプルなこの本は、実は私が大学時代から「子供が出来たらこうたろ」と目をつけていたものです。(歳をごまかしてるんじゃなくって、20年のロングセラーなんです)内容はもう覚えちゃいました。 さるくる さるみる さるける さるとる さるうる さる…

まっくろネリノ  ガルラー ヘルガ

まっくろネリノposted with 簡単リンクくん at 2006. 8.28 ヘルガ=ガルラーさく / やがわ すみこやく偕成社 (1973.7)通常24時間以内に発送します。 オンライン書店ビーケーワンで詳細を見る ぼくのなまえはまっくろネリノ・・・ネリノという生き物(まっく…

ふうちゃんとちゃぼ /いまきみち

ずいぶん時代を感じる絵なのであります。なんというか・・・多色刷り芋版画!最初に図書館で見たときは、これが面白いのか?(なんかでお勧め絵本で取り上げられていたので)と半信半疑だったけど、子供はどうやら好きらしく、(ええ、母には判りませんとも…

みんなうんち 五味太郎

このダイレクトにしてシンプルなタイトル。うちの1号のハートを鷲づかみでした。この本を小児科の本棚で見つけたとき、「あ、これはうちの子好きだわ」と。まだ2歳過ぎころで少し早いような気もしたけれど読んでやると、案の定待合室でヘビーローテーション…