図書館で出会ったときに大きく描かれた表紙の男の子に眼が惹きつけられました。
ずっと気になっていた内容は、雨でお外にいけず不機嫌なぼうや。お父さんがぼうやをピザにしようと、キッチンテーブルでこねたり、油をたらしたり(本当は水なんだけどね)小麦粉をふったり(本当はベビーパウダーなんだけどね)トマトチーズを乗っけたりして、最後はオーブンで焼く、ごっこあそびの本。
途中でこちょこちょとこしょぐって
「ピザ生地は笑わないと思うけどな」
「ピザ職人は生地をこしょぐらないと思うよ」などの掛け合いも楽しい。
水彩で書かれた絵もさらさらと描いているようで、実は床のじゅうたんの柄が各部屋で違ったり、計算ずくなのをうかがわせます。
早速我が家でも真似して、子供等を生地にして思い切りこねたら泣かれてしまいました。スマン、お母さん調子に乗りすぎたよ!!
残念なのは登場するお父さんがあまりにも老けて?いること。アメリカンな感じではありますが。
ウィリアム・スタイグ作 / 木坂 涼訳
セーラー出版 (2000.3)
通常2-3日以内に発送します。
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