今テレビアニメを席巻している「アンパンマン」ですが、やなせたかしさんが、初期にかかれた絵本ではひらがなで「あんぱんまん」と呼ばれているようです。
奥付をみると、30年以上まえに出ています。当時母は「なんじゃこりゃ、と思ったけどねー」だそうです。
時代を超えて孫の1号2号もアンパンマンに夢中です。
では、「あんぱんまん」はどうかと言うと、これまたうけて大喜び。アニメと違いも気にならず、これはこれで楽しんでいるようです。「あんぱんまん」には手指がちゃんと5本・・・それに体のバランスもずいぶん違い大人っぽいです。
さてこの話は、ばいきんまんの初登場。ジャムおじさんのパン工場の上に厚い雲をはり、太陽の光を邪魔して「みんなを病気に」しようと企てます。
ジャムおじさんもなんだか元気がありません。そこであんぱんまんの一言「おじさん、あんこがくさりますよ」
って、それは自分の心配じゃん!!うける。たしかに腐ったあんこを詰め込まれたらいやよね。ちなみにアンパンマンのあんこは「つぶあん」だそう。人づてに聞いた話ですが、理由は「脳」だから粒がないと。byやなせたかし・・・だそうです。
ばいきんまんも、きめ台詞「はひふへほ~」「ばいばいき~ん」もまだ登場せず、あんぱんまんを見て「なんだ、あんこのおばけか?」と馬鹿にします。
この先30年以上宿命のライバルになるとも知らず。それにしてもあんぱんまんもアンパンマンも子供をひきつける力は素晴らしい!
あんぱんまんとばいきんまん(・e・)