iCHi's diary~本は読みたし、はかどらず~

主に読書録。読み終えた本がこのまま砂のように忘却の彼方に忘れ去られるのが申し訳ないので、書き留める。要は忘れっぽい読者の読書日記。

おばけだってクリスマス「ラーバンとラボリーナのクリスマス」

 オヒサマオハヨウ城に住むとってもかわいいおばけの家族。スウェーデンの作家によりかかれたものらしい。
シンプルな絵ながら、ところどころ大胆にコラージュが施されていておしゃれ。おばけ好きな子ども達も大満足です。
 内容は、どんな音も真似ができる妹おばけのラボリーナ。クリスマスが待ち遠しくてしかたありません。家族の誰よりも早起きしてしまった彼女は、鶏や目覚まし時計、教会の鐘の音を真似しますが誰もおきません。
そこで、クリスマスカレンダーをいっぺんにめくってクリスマスツリーを飾りつけ、ひとりでクリスマスにしてしまいます。後から起きた家族はそんなラボリーナに、本当のクリスマスの日に素敵な演出をします。
1号がすごく気に入って、何度もひとりで読んでいます。特に「ものすごい大きな声で、もみの木をひき倒す」部分が好きらしい。
そして私がどうしても気になるのが、「シナモンと砂糖をかけたクリスマスのおかゆ」ま、まずそう!?
シリーズ化しているようですので、他のも探して見ようとおもいます。

ラーバンとラボリーナのクリスマス
インゲル・サンドベリさく / ラッセ・サンドベリえ / きむら ゆりこやく
ポプラ社 (2006.10)
通常24時間以内に発送します。