最近洋物(?)がお気に入りの1号。
この話は、漫画形式になっており、ふきだしのセリフで話が進む。
なんとも読み聞かせしにくい。(皆さんんはいちいち、コマと登場人物を指差してあげてます?)
少し長いし、まだまだ4歳には早いか?と思ったが、以外とお気に召したようで毎晩読まされています。
内容は、ソフィーのうちで飼っていた寝てばっかりのぐーたらネコ「フレッド」が死んでしまう。
実はフレッドはネコ界では世界一有名な大歌手だったから、たくさんの猫達が弔問に訪れる。
ちなみに大歌手だったフレッドはまるで往年のプレスリーのような袖にひらひらしたものをつけております。最初のページから飼猫の死というものが出てくるけれど、決して重過ぎずむしろユーモラスな感じ。
それでも、「もう僕のベットにもぐりこんでこないんだね」と聞く息子に「そうね。フレッドがいなくなって悲しいわね」ものすごく素直に返すお母さんが素敵だと思った。私もいつか子供が死に直面したときに、へんに元気付けたりするのではなくまっすぐ受け止めて答えてあげたいと思った。悲しいものは悲しい。
水彩と色鉛筆でかかれた淡いタッチと、いかにもな感じの向こうの国の子供達。
表紙はこれでもかとばかりに大きく描かれたネコの顔でインパクト大であります。
せかいいちゆうめいなねこフレッド
posted with 簡単リンクくん at 2006.10.18