iCHi's diary~本は読みたし、はかどらず~

主に読書録。読み終えた本がこのまま砂のように忘却の彼方に忘れ去られるのが申し訳ないので、書き留める。要は忘れっぽい読者の読書日記。

続ける思考―やりたいことをやり遂げるたった一つの冴えたやり方。

井上新八の『「やりたいこと」も「やるべきこと」も全部できる!続ける思考』を読んだ。

続けるために大事なことなこと。


それは当たり前だけれど「やめないこと」それしかないらしい。

 

私達はいつも「今日は体調が悪いから、とか、忙しいからなんて、やめる理由をさがしてしまう。

でも、こんなふうに「やらない選択」ができるような状態にすると、かえって決意が鈍るのだそうだ。


やる、の一択に決めてしまえば悩みがない。少なくとも、

とは言え彼だって最初からそんな「わかっちゃいるけどできねーよ」みたいなこといけシャーシャーと言えてはいなかったらしい。

 

だからこそなんとかしたいと工夫を重ねて編み出したのが、「習慣化」

 

 

習慣化はすごい

よく聞くやつ!

 

え〜でもお高い、もとい大変なんでしょう〜それ。

 

いえいえ、彼のテクニックはシンプル。

 

毎日ほんの少しでいいからやる。

 


そのためには、とにかくすでに習慣化しているものと紐付けて新しい習慣を定着させること。

 

例えば、朝起きたら顔を洗ってつい出に、洗面所の片付けをする、みたいな。

 

一つ一つ追加していって、やりたいことを全部やる!

 

 

この人の凄いところは「毎日1話でいいから漫画を読む」「毎日どうぶつの森の推しキャラにプレゼントを贈る」「ダンス動画がかっこよかったら毎日練習して、来年までに踊れるようになる」...

 

なあんて、めちゃくちゃ意識高いわけでもないことも(失礼)自分がやりたいことなんだから、毎日きちんと行っていること。

 

すでに習慣化しているもの追加していく!これはとても取り入れやすそう。

有名な if-then理論だよね。もし〇〇をしたら次は××をするという自動化を自分に課す。

 

習慣化を取り入れる

 

・・・私が毎日必ずやることといえば、

朝起きる、顔は洗わない(おい)歯も磨かない(おいおい)

まてまて、やらないことを挙げて辱めを受けている場合ではない。

まず水を飲む。
それから、トマトジュースにリンゴ酢を垂らしたものを飲む。
コーヒーを入れて飲む。

どんだけ水分取るんだ私。いやちがう、トマトジュースにリンゴ酢※??なんてツッコミを入れている場合ではないのだ。


ここが一連なので・・・明日からは、水を飲みながらリンゴ酢をたらしつつ、コーヒーをいれながなら「罪と罰※2」を5分読む!

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※血圧がさがるらしいのでとりあえず始めて、3週間だ。
結果は出てないが、とりあえずトマトジュースはうまいのでよし。

 

※2 キングオブ積読の死ぬまでに一度は読みたい例のヤツ

 

他に毎日私がやってることといえば、「Pokémon GO」だ。

よし、ポケモンGOを開いている時間は筋トレもしよう・・・

 

そんなふうに、自分の中にすでにあるルーティンゲーム感覚で徐々に増やしていくのだ。

作者は言う。5分ぐらいで終わる簡単なものであれば60日もあれば習慣化する事ができると。
気がつけば無意識にやっちゃってるから苦痛でもなんでもなくなるらしい。

 

一方、一日一冊本を読む、なんてなかなかハードルの高い目標は、習慣化するのに時間がかかるが、500日もあれば大丈夫。(器が大きい発言出た)

 

 

すごいよね。

 

彼は元旦以外は毎日ジョギングするんだって。

一般人とそういうとこがちがうねー、と言って片付けず、真似していきたいものである。

 

皆さんが習慣化して見たいものははなんですか?

 

私は、このブログだ。

毎年毎年、ゴールデンウィークとかお正月休みとか、長期休暇にしか更新しない、このゴールデンウィークが終わったら次は夏休みと思われる。

 

 

この本を読んで良かったところ

自分も習慣化に取り組もうと思ったこと。

今熱きモチベーションがたぎっている(だから、ブログを更新しているww)

影響受けやすい私は、早速短歌を毎日一句詠んでみたいなとおもい、アウトプット用のXアカウントを作ったよ。

毎日アウトプットできるか心配だけど、「でもやるかやらないか決める」この悩みを解消するには、悩む余地を断ち切ればよいだけ。であれば、私はきっといけるはずや。明日には「一句」1年後には「三六五句」でりっぱな歌人。しらんけど。

 

この本はこんな人にオススメ

やりたいことがありすぎて、いろんなことに手を出すけど、続かない人

自分のことを継続できない飽きっぽい人間だと心のなかで攻めている人、

 

 

 

この本のここがよかった素敵なフレーズ

辞めるのは明日にする。

 

やることが難しいなら、今日はやるふりだけしてみる。

(ランニングウェアに着替えて外に出るふりをするとか)

 

1日1行でも読み続けていればどんな分厚い本も、いつか必ず読了できる。

 

 

まとめ

ネットでも「鬼ル-ティーン」で検索すればこの人のネット記事が出てきます。

面白かったのが48歳誕生日にマイケル・ジャクソンのダンスを踊れるようになるために1年前から毎日5分独学で踊りの練習をし、やり遂げたこと。

その(あんまり真似したくない)偉業をなし得るために、最初にしたのは「動画撮影の予定日をカレンダーに入れる事」だったらしい。

 

いくつになっても自分のやりたいことあきらめないって素敵やん。

自分を更新していくことを恐れないオバさんに、私もなりたい。