えらく長いタイトルの本を読んだ。
「ユーザーファースト 穐田誉輝とくふうカンパニー 食べログ、クックパッドを育てた男」
残念なことに穐田誉輝と言う人は全く知らなかった。あきたさんとお呼びするらしい。な、難読ネーム。
名前は知らなかったものの、食べログ、クックパッドを育てた男、となればなかなかの目利きな人なのだろう。実は価格コムも彼の立ち上げだサービスらしい。
今まで、ビジネスマンの伝記?ぽいものはあまり読んだことがなかった。
立志伝中の人物とか、経営の神様とか言われてもあまり興味がなかったのだ。
タイトルに惹かれて実用系の本かと思いきや、ユーザーファーストを実直に守って、価格コムや、クックパッド、食べログを作ったあきたさんの成功譚であった。
本の帯には
なんで文句が書かれている。つまりホリエモンも、尊敬すると言うことらしい。
たまたま続けざまにホリエモンのエピソードを聞いたわ。
先日読んだ彼の本では頼まれた本の帯なんかはchatGPTに書かせると言ってだけど。
この人は他にも日本で唯一フェルメールの絵を個人で所蔵している人らしい。
それを聞くととんだ金持ちか!と思うのだがフェルメールが見たい人のために代表して預かるつもりで所蔵しているとのこと。自分一人のために手に入れるのではないのだ。
大金持ちなんだけど、全てがお客さんのために最も良いものを作ると言うスジが通っているので儲け方が清々しい。
彼は、ぼったくりが大嫌いなのだそうだ。
例えば不動産売買も仲介手数料はネットを使うことで昔のやうな手間はかかっていないのだから相応の金額にするべきだし、結婚式場で様々なご祝儀相場はおかしいと考えてそれぞれのサービスを作ったり、投資したりして、いまはくふうカンパニーという幾つかのサービスを取りまとめたカイシャを作っている。
彼の仕事は、今ある仕事をネット上で行う何かの代替えではなく、ネットでしかできないサービスなのだ。あーおもしろかった!
つぎに読みたい本
フェルメール、私も好き。