初めてこの「朝暮文三」の本を読みましたが、うーん。最初の4分の1あたりは「失敗したか?もういいか?」と思っていました。内容は
嗅覚が極度に発達した男・阿川が臭いによって事件に入り込んで行くと言う話。
この嗅覚の発達の仕方と言うのが「すごく」て、犬並みの嗅覚ということを表現するために全力を尽くされていてこれがあなた・・・生理的に受け付けるかどうか微妙。犬はこんな風な世界を生きているのかしら?
彼はあまりに嗅覚が発達しすぎて、臭いが目にみえるんですけど、「感情にも臭いがある・・・狂気はピンクだ」云々言う話はちょっと納得が言ったかな?でも私は狂気は黄色だと思うな。ゴッホのひまわりみたいな色。