年末恒例おたのしみ「このミステリーがすごい 2025」を手に入れた。
もうこれは、しめ縄みたいなもんで買わないとスッキリしないだけかもしれない。
今年の表紙はピンクの「推しの子」仕様。
そう言えば推しの子も形を買えたミステリーだよなぁ。転生して自分の母親を殺した男を探すという人生を掛けた長期戦略。
さて、今年のベストテンはどんなかなと開いてみると・・・・
残念ながらトップ10で既読のものは0冊というしょっぱい結果。唯一有栖川有栖の日本扇の謎だけが「積読」として購入済み。
いや~電子書籍の積読は本当に良くない。買ったあとに読まないにしろせめて本棚の肥やしにしたくても、実態がなければそれもできない。
さて、1位の地雷グリコ、もうすぐAudibleで読めるらしいので大期待。作者青崎有吾の本も読んだことがないのでとっても楽しみ。
2位、冬季限定ボンボンショコラ事件は小市民シリーズの完結巻とのこと。思えば春季限定いちごタルトが出てから何年たっているのかな。
つい先日「イチゴタルト」再読して、煮えきらない高校生にああ、この感じ米澤穂信!とおもってページを閉じたのだった。でも、完結するならちょっと気になる。
3位、檜垣澤家の炎上については最近本屋でよく見かける。
どうやら、「〇〇家の〇〇」とか「○○○村の〇〇」とかって妙にノスタルジーな気分で引かれるのは何故だろう。家とか村とかから私達が遠ざかってしまったからかな。
この話も表紙から察するに明治・大正時代の旧家にまつわる話のようだ。
10位~30位までで気になったものを数冊。
まずは11位の乱歩殺人事件ー「悪霊」再びこちらは、作者が「芦辺拓と江戸川乱歩」となっているのだ。これだけでギュイーンと期待値が上がる。
13位名探偵の有害性は気になっていた一冊。ひょっとして米花町に住む少年探偵の話だろうか。毎週のように人が死ぬ街になってしまって・・・
19位僕らは回収しないは、伏線を回収しないと言う意味だ。
先日読んだこちらの話を含めた作者の単行本らしい。
22位の案山子の村の殺人はほら、って感じでしょ?これはきっと村に伝わる因習が渦巻いちゃってるんじゃないかしら。
32位のシャーロック・ホームズの凱旋は森見登美彦の作品。あの森見さんがホームズをどんなふうに料理しているのかは気になる。
37位のなれのはては、加藤シゲアキの作品。彼の作品はかなり評価が高いので一度は読みたいと思っていたけど、ミステリーならぜひ読みたい。
国外編は、ここのところ一強だったアンソニーホロビッツを押さえて、「両京十五日」という作品。
おお、これはAudibleででていたようなのでぜひ読まねば。
それにしても、2位はスティーブン・キング。この人は一体今何歳なのか、すごい。
(調べた。今年で77歳ですって)
私、老後の楽しみはスティーブン・キングをゆっくり読むことなんだけど、何故後回しにするのか自分でもわかんないんんだけど、なんか今読むとこわすぎてメンタルが削られそうで。
死ぬのがあんまり怖くなくなったら読もうかなって。
それにしても自分の知っている作家さんがまだ現役で頑張っているのを見るのはとても心強い。
番外編で、映像化ミステリーがすごい!の作品リストもあった。
これはとても良い資料ですね。
ひえー、乱歩の幻影なんてタイトルの映画があってたのに全く情報引っかからなかった。
ティックトックもエックスもまだまだ私の好みを熟知していないと見える。
私は、脱毛よりミステリなんだけどいい加減わかってくれ。
あー今年も楽しませてもらった。
過去記事に残るこのミスのポストをココログから引っ越してきた古いものも含めて再掲させてもらおう。画像リンクキレッキレだけどまあ御愛嬌。
もはや自分でも何を書いたか全く覚えていない。(ちょっと怖い)
16年前の記事はおそらく息子1歳バブバブ期の頃に書いたやつだと思う。
いまでは、もう180センチ超えてバイト行ってるよ、お母さんいらずのほぼ大人だよ。
あのころは可愛かったけど大変だったなぁ。
当時Audibleのサービスがあればどんだけ助かったか。乳飲み子抱えて本読むのホント大変だったんだよー