ちょっと早いけど、クリスマスに合わせて悪魔の降誕祭を読んだ。
降誕祭はクリスマスのことだ。
なんか、表紙がすごいことになってる・・・稲妻?砂漠に巨大な美女の顔?
なんだこれ?
大胆不敵! 金田一耕助の事務所で起こった殺人事件。被害者は、その日電話をしてきた依頼人だった。あまりのことにさすがの名探偵も唖然とするばかり。その時、12月20日であるべき日めくりのカレンダーが何者かにむしられ、12月25日になっているのに気がついた……。降誕祭パーティーの殺人を予告する悪魔のような犯人。屈辱的挑戦を受け、名探偵の激しい怒りが燃える。本格推理小説の最高傑作! ほか2編収録。
それにしても、あらすじを考える人ってすごいなぁと。
ちょっと自分の言葉で説明するのが難しことも、Amazonのあらすじがあればばっちりだ。(つまりはめんどくさかったんだよ)
今回の犯人はあいつです。えーとネタバレしないようにお伝えするとなると、あの話にちょっと似てるんだけど、これじゃ何一つ伝わらんな・・・
他2編は
「女怪」と「霧の山荘」
女怪のほうは、つい先日ミニ文庫を発掘して感想をかいた。
その時に思いっきり収録本でうそを書いてしまっていた。「死仮面」に収録されています!と。
万が一のことがあるので修正をしておかなければ。
「霧の山荘」は元女優のいたずら心が、休暇中の金田一耕助を引っ掻き回すお話。
金田一の行くところ等々力あり、という感じで等々力警部も一緒にバカンス中に事件に巻き込まれる。
この二人は仲良くてほほえましいなぁ。それにしても、金田一の休暇はいつもいつも休暇にならずかわいそうに。
それにしても、おちゃめな女優さんはかわいそうに。財産があってもちっとも幸せではないのである。
貧乏でよかったわ。
そろそろクリスマスに向けて気分も高まってきた時節。
ちっともロマンティックじゃないけど、クリスマスにちなんだミステリを読みたい人にはおススメ!