iCHi's diary~本は読みたし、はかどらず~

主に読書録。読み終えた本がこのまま砂のように忘却の彼方に忘れ去られるのが申し訳ないので、書き留める。要は忘れっぽい読者の読書日記。

東海道中膝栗毛

f:id:ichieda:20190316094433j:image

 毎日小学生新聞を取っているのである。

これがなかなか楽しい。多分うちの小学生より私のほう小学生新聞を熟読しているのだが、その中の古典の中の一文を紹介するコーナーに東海道中膝栗毛が出ていた。

ちなみに私この人の絵が好きだ。何とも言えぬとぼけた味。

取り上げられた場面は有名な五右衛門ぶろの場面。

東海道中膝栗毛―マンガ日本の古典〈29〉 (中公文庫)
 

 

 こちらがちょうどこの間私が買ったやつ。久々に紙の本。

やっぱ紙はいいわ、読みやすいわ~

電子辞書にないものは何かっていうとこの厚みと重量なんだよね~

あったりまえだけどね~

 

さて、土田よしこさんは私にとってはちょっと上の世代の漫画家。知っていたけど読んだことなかったので、今回が初の出会いなのでありますが、いわば妖怪化したおじさんを書かせたらピカイチなんじゃなかろうか、この人。

 

東海道中膝栗毛自体、結構キワモノというかお下品な話が多いのだが、彼女の描くキャラクターにベストマッチしていてたまらん仕上がりになっている。

途中作者本人も登場して、「私は一体何を言っているのでしょうか・・・母に叱られます」みたいなことを言って爆笑。(なぜ、(毎回)暗闇で間違えて案の定ばあさんを抱いてしまうのか問題について、女性はつまりエニタイムOKというわけですね。という解説・・・)

 

難しーこと考えたくない!あっけらかんと笑いたい気分の時におススメ!