日本霊異記、メジャーな古典ながらまったくどんな話か想像がつかない。
レビューには、原典には遠く及びませんが古典の導入部としてはありでしょう。みたいなコメントが多い。何様か。
まあ、勉強でもない限り絶対に原文で読むことはないな。死ぬまで漫画で満足さ。
何ページか本文より引用を。
こんな感じで、かなりかみ砕いてくれているので大変たのしく読了できた。
日本霊異記とは、オカルティズム満載!因果応報昔話といった感じ。いわば大昔の「ムー」
現代人からすると、身も蓋もねぇ!!というものも多い。
でも、一話一話短い漫画でまとめられ、そのあとに原文?読み下し文?がついている親切設計。
なので、正直漫画日本の古典より勉強になるかも。
もちろん字は読まんけど。
この作者、家に帰ると妻が必ず死んだふりをします。の絵の方担当の方。
シンプルな絵柄が好ましい。
必ず死んだふりをする妻のほうはとってもかわいい。なんというか天然界のかけがえのない人材。
ほほえましい・・・私たちが忘れたものがここにあるよ。
ところが同じ絵柄でも、死んだふりをする妻とは別にカフェをやりたがってる妻のほうは、かなり迷走して少々毒気をはらんでおります。
カフェをやりたいのと言うけれど、どこまで本気なのか?こちらの妻はなかなか屈折してちょっとめんどくさいタイプ。
旦那は旦那でいつの間にか会社を辞めているし。なんかハラハラする夫婦です。
ichidaさんのシンプルならがら刺さるチョイスが気になった方はぜひ!