積読、増えることはあっても減ることはないあの厄介で愛おしい存在。
みなさんは、積読タイプだろうか?きちんと読んでから次の本に手を出すタイプだろうか?
私は思いっきり本にだらしないタイプだ(ここは女にだらしないタイプかのように読んでくれ)
二股、三股どころではなく途中まで読んで本棚にそっとしわまれた本も多いし、それどころかタイトルだけでどうしても欲しくなってメルカリとかで購入して、届いた頃には熱もさめしばらく段ボールのなかなんて、不道徳なことまでしている。
物体を持たない「概念としての積読」はもはや何のための行いなのか分からん。
なにかの拍子に手に取ることもなく、サムネイルとしてどんどん下に押し流される本。ああ可愛そうに。
たまに自分の家の近くのコンビニを「うちの冷蔵庫」なんて言う人がいるが、私も買わずにアマゾンを私の本棚とよんだらええやん、って話ですわ。
で、この間やっと気づいたんですよ、私。
このままだと、読まずに死ぬな、と。
実は私、5月に読んだ「続ける思考」という本にえらく触発されて、毎日ブログを書いている(そろそろ120日目)のだが、その中に「本を読む」ためのテクニックというのがあり、これも生活に取り入れてみたのだ。
ちなみにこんなテクニック。
朝、コーヒーを沸かして本を読むのとセットで行う(すでにある習慣に紐づける)
1行でもいい。続けていればいつかは読了する。
サボる理由を見つけない。(本を読まずに一日を終えない)
この方法なら死ぬ前にいつかは読みたいと思っていた名作に挑戦できる!とひらめいた私はその日から「積読討伐生活」と銘打ってすこーーーしずつ読み進めることに決めたのだ。
私のやってるのはこんな感じ。
1.一日のうちに、分量とかは決めないが必ずスマホでKindleをひらいて、「罪と罰」を読む。
2.読んだら、共有をする。引用したいところをなぞって長押しするとメニューが出てくるので共有マークを選ぶ。
いい感じの画像が生成されるので、こいつを「シェア」する。
シェア(共有)する方法が選択できるので、Xを選ぶ、もしくは画像として保存しておく。
3.ツイートする。(自己満と記録)のため。
たまには感想というか覚書も。誰も見ていない(じぶんですら見かえすこともない)
そんなコツコツを積み重ね、先月念願の「罪と罰」を読み終わった。
いまはカラマーゾフの兄弟を読んでいる。
で、この積読討伐のしくみに一つ面白い物を作ったので自慢させてほしい。
じゃーん。「積読討伐ダグ」
贅沢な写真の使い方をしてしまい大変申し訳無い。
見ていただきたいのはもちろん木目ではなく真ん中の白くて丸いチップだ。
こちら、NFCタグといって販売されている「ちょいとしたデータをスマホに読ませることができるおもちゃ」だ。
大体合ってるとおもうが、詳しくはこちら。
このチップにスマホをかざすと、定型文を入れてツイートする画面を呼び出すなんて芸当もできる。
ね、たのしかろう?面倒臭いハッシュタグとか全部書いておくといいかも~
実際には、iPhoneの「ショートカット」を作ってチップに書き込んでいる感じ。
(なので、チップがなくてもショートカットを作って使うことはできる)
参考:iPhoneおよびiPadの「ショートカット」の概要 - Apple サポート (日本)
なんて偉そうに語ったけど、ショートカットが作るのが意外とむずかしくて、簡単なものしか作れなかった。
・Audibleで本を読む(めちゃ便利)
.・かざすと私に電話がかかるチップ(誰からもいらないと言われた)
・娘がやってるTickTockが開くチップ(ありがとうと言われたが、放置)
の3本です。
他にも面白い使い方がないか模索中。
ちなみに、Audibleを読みはじめるタグは便利すぎて台所にも貼り付けてある。良き。
このチップがアマゾンで思ったよりお安く売られているのよ。
30枚で700円くらい。カードタイプもある。両面テープがあらかじめついているものや、容量が大きいものあるみたい。
これをこういうのでこう!
いつでもどこでも積読討伐。