本屋で見つけて、なんか!?(博多弁)と思って買ってみた。
あなたは目で見るタイプ耳で聞くタイプ?
大人の勉強は、何よりも効率的に行うのが一番!
実は、目よりも耳からの情報の方が脳へ最短で届くらしい。とは言え、どうしても目で見て覚えるタイプと耳で聞いて覚えるタイプに分けられるため、
自分が、見たものを理解しやすいのか聞いたものを理解しやすいのかは例えば「腕時計」という単語を後ろから言って見て、、と言われて「うでどけい」だから「いけどでう」と文字で考えたた人は、目で見るタイプ。一方音で考えた人は耳で聞くタイプ。
私はどちらかというよ耳寄りらしい。
効率的な記憶はなるべく、どちらも使って記憶すると良い、らしい。
音読、とかね。
覚えたい内容を感情を乗せてプレゼンする(つもりで覚える)
これはわかる~っていう人が多いのではないか。
この本をブログで紹介しよう、なんて考えながら読むと身につく気がする。
アウトプットを前提にインプットをする、というやつ。
明日、これみんなの前で説明しようと思ったら必死になる。更に、熱いプレゼンをする、となるとかなり真剣に取り組んでしまう。
ウォーキングで、脳の処理能力をアップする
最近いろいろなところでどうやら「運動」と「脳」の関係を言われているが、この脳科学者も、ウォーキングを勧めていた。
歩くことが脳に良いというのはどうやら事実らしい(わかっちゃいるけどなかなかできないけども)
脳の各部署がほぼ死んでいても、運動野が動き出すことで連動して他の脳の各部署も動き出すらしい。
やる気を起こすにはまず動く、とはよく言われることだが、やる気なくてもまず動けばなんとなく後からついてくるもんね。いや、これもわかっちゃいるけど、だ。
勉強した後、寝る前にスマホは絶対しない
これは知らなかったーーー
せっかく勉強をしても寝る前のだらだらスマホの情報が、今までの勉強を上書きしてしまうらしい。
がーん、これ私毎晩やってましたわー
寝る前にダラダラと(最近はTickTock)を眺め寝落ち。(最高なんだけど)
部屋の電気は通りかかった子どもに消してもらうという・・・
こうやって書くと自堕落ダーラダラな楽しさを満喫していた。
これが楽しみ、的なところはあったけど、せっかく寝ている間記憶を定着してくれるゴールデンタイムなのに、TickTockの情報をテンポよく定着してしまったら、もったいなくないですか?っていうことよ!
ただでさえ、貴重な脳のスペースに・・・
というわけで、寝る前のダラダラ時間はオーディオブックとかで勉強するといいらしいですわ。
脳の海馬はサボりがち、命に関わらない情報は、全てゴミ。短期記憶は捨てられます。
脳の中心に陣取る海馬ちゃんはとっても怠け者。
目や耳が届ける情報を「覚える(長期記憶に入れる)」「捨てる」の振り分けをしているのだが、勉強の内容なんて、海馬ちゃんにとってはどーーーーーーでもいい内容なので、すぐに廃棄BOXへ入れてしまう。
海馬ちゃんは太古の昔から、人間を活かすために「生死に関わる」情報以外は全部ゴミくらいの勢いなのだ。
海馬ちゃんに、長期記憶に入れてもらうためには、とにかく「何度も見る」「感情を動かす」しかないらしい。
そのため、海馬に捨てられる前にもう一回勉強する、あの有名な忘却曲線の話や、単発の記憶ではなくエピソードとして記憶することが推奨されている。
マリオがキノコを食べたような状態ってこと?ボーナスタイムを発生させよ
実は、ワクワク楽しい気分になると海馬からは「シータ波」がでていて活発に働いているらしい。
すごい。
その間は海馬ちゃんも「全部重要だ!」と記憶に入れてしまうので、いわゆるボーナスタイム。
つまり、ワクワクしながら勉強するとめっちゃ効率的、ということらしいのだ。
ドキドキを恋と勘違いする吊り橋効果なようなものか?
毎日毎日、みんながどこかの麦わら帽子少年のようにわくわくしている場合では無いとは思いますが、この本によると、大好きなカフェラテ飲む、試験に合格した自分へのご褒美を決めておき、ご褒美を思い出してからテキストを開くとかでいいらしい。
今はYouTubeやTickTockなんかでも勉強ができる時代になったし、しかも短くまとめられているのでとてもわかりやすい。
この上好みのタイプだったら、間違いない。
そんなわけで、ここ1ヶ月ほどティックトックにハマった私は、割りと厳しめにビジネスのコツを教えてくれるイケメンの華僑Jがオススメ。
イケメンゆえに、次の話も聞きたくなり、イケメンゆえに理解が進みます。
まとめ
以上、とりとめがないが、大人の勉強の仕方で目が鱗の部分をピックアップしてみた。
それだけではなくて、子供の宿題で聞かされ続けた音読も意味があったことを知り、ちょっと反省。
今振り返れば、子供こそ、耳から入る情報が脳に直結しやすいらしいから音読は理にかなった勉強方法だったらしい。
全然真面目に取り組ませてなかった。
それどころか、意味あるの?と思っていたよ。
あとすごいなと思ったのは、作者は毎日息子に「今日どんな勉強したか」説明させていたらしい。
アウトプットを意識して授業を受けてくるだけで、めちゃくちゃ成績が上がったらしいです。
まとめとして、年代別脳の取扱説明書なるものが付いていた
20代
まだまだ理解型が未熟なので、物事を理解したり面白かったりする特徴が少ない直耳記憶の力は発達しているので、ひたすら本の多読がオススメ
若い頃、たくさん本、読んどくの大事!!!
飛んで40代
理解力にとみ脳の心技体が揃った状態。
まさに成熟期。自分が学んだことを人のためにアウトプットする事が大事。忙しくても自分の学びの時間を確保しよう!
50代
記憶力が少し衰え始める。
加齢に負けないために、睡眠の質の向上と運動を意識。
今までやってこなかった分野に触れて、いかに自分もワクワクさせるかが重要。
60代
脳の仕組みは衰えるけど、脳細胞の成長力は変わらないので、いかに日常で脳を刺激するかが大切。
歩く、指先を使う、体をまんべんなく動かす。
新しいコミュニティを開拓し、行動範囲を絶対に狭めないことが必須。
話すことが減ってしまうなら、音読を習慣にするのがオススメ。
ちょっと星座占いみたいだけど、占いではございません。
最後に
ちなみに1番びっくりしたのは、よく聞く「引き寄せの法則」について。
願い事は口に出しましょうと言っているけれども、これ脳科学的にも正しいらしくて、聴覚系の刺激は、脳に直結しやすいゆえに言えば言うほど、その情報がインプットされてゆくのです。
脳は知ってる情報を選択的に発見するのが得意なので、今までスルーしていたようなことでもインプットされた事は発見できるようになります。
つまり、引き寄せの法則って言葉に出して耳で聞かないと意味がないんですって。
うわー、これ人生の真理ついちゃったんじゃない?
今日から口に出して言う事は気をつけよう。