今年亡くなった橋本治という人について私が知っていることは
たしか。。。桃尻語役の枕草子を書いた人?くらいだった。
しかし、先日読んだブログにて
『思いつきで世界は進む: 「遠い地平、低い視点」で考えた50のこと』ちくま新書のレビューが面白そうだった注目していた。
思いつきで世界は進む ──「遠い地平、低い視点」で考えた50のこと (ちくま新書)
- 作者: 橋本治
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2019/02/22
- メディア: Kindle版
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それにしてもこの本のことを教えてくれたブロガーさんの文章すごく好きだったのにいつのまにか更新が止まってしまって、とても残念。
そしてしかも好きとか言っときながらそのブログにたどり着けず、リンクも貼れなかった次第。
実は、橋本治の 「わからないという方法」を先に買ったのだがこれがまた本当によくわからず思わず積ん読になっていたとことろ本屋でこちらに遭遇。
マンガならいける!と思ってお家に連れてきたのでした。
しかし、マンガでもかなり手こずった〜
少なくとも私が想像していた哲学の紹介みたいな内容からは程遠い、ただひたすらに難しい!
少なくとも橋本治は女は嫌いなんだそうだ。ただ本書では嫌いという感じはしなかった。
完全に男と女は別物扱いでどちらかというと女性に同情的なのか?
よくわからぬ〜
哲学ってどんな学問なんだろう、まったくちっともわからないので哲学科の人と書いたらぜひ話してみたい。
それにしても、彼の画力の高さにびっくりした。
全体的に80年ぽいイラストなんだけど、各話ごとに色んな画風が行ったり来たり。サービス精神旺盛!
80年代のおしゃれイラスト風かと思いきや
劇画調になったり、挙句は儚い少女漫画風になったり。
ね、すごくない?
追悼記事の中で、才能という言葉を聞くとあなたを思い出しました、というのがあったけれど
ほんとマルチな人だったんだなー
読書の秋、ちょっと違う分野に手を出したくなったあなたにオススメ!