iCHi's diary~本は読みたし、はかどらず~

主に読書録。読み終えた本がこのまま砂のように忘却の彼方に忘れ去られるのが申し訳ないので、書き留める。要は忘れっぽい読者の読書日記。

夏目漱石の「文士の生活」

夏目漱石の文士の生活を読んだ。

 

校区の秋祭りと子供の100キロハイクと言うイベントが土日重なり、もうヘロヘロです、さすがに本読むスキ余裕がなかったので、とっても短い夏目漱石のエッセイを読んでみた。

 

読み上げ機能で17分。でもとても面白かった。

 

短いけど「夏目漱石ってこんなに面白いんだ」って言うのを再確認した。

自分は色んな人に、さぞや金持ちのように思われているが、収入は朝日新聞社の給与と今まで売れた本の印税のみだ。

朝日新聞の給与は言うと各方面に問題が生じては困るので公開は控えておく。

また、本の印税なんてたかが知れている。今まで一番売れた本は「吾輩は猫である」だが、これだって上巻の初版が何冊くらいで~~たかが知れている。

文士なんて儲からない商売だ。

 

住んでる家だって借家だ。〇〇円で借りている。これも値段を言っては大家に差し支えるかも知れぬが、なにかまうものか。本当に〇〇円しか払っておらぬ。

庭があるのだけはちょっといいが、子供が6人いるから間取りが足りない。

仕事場は板の間で、隙間風がふいて寒くってしょうがないが、これだってしょうがないから我慢している。

 

・・・みたいな、なんだか苦沙弥(くしゃみ)先生がいかにも言いそうな調子。

 

明治の文豪夏目漱石の可愛い一面が知れる軽いエッセイです。

 

 

次に読みたい本

職業としての小説家 (Switch library)

 

 

 

 

 

 

さて、週末は色々とイベント事が重なり、帰ってきたタイミングで選挙に。

 

期日前投票しとけばよかったと悔やみながら、疲れた体を引きずって行ってきた。

選挙権を勝ち取ってくれた昔の人の手前、ここは棄権するわけにはいかないでしょう。権利を放棄しすぎていると、権利がなくなったときに気がついても遅いからね。

今回はあんまりおもしろいポスターもなかったのかな?知らんけど。

 

そろそろテレビでは当確も出ているのかな?あれってどうやってわかるんだろう?出口前調査とかされたこと無いけど。