湊かなえも「リバース」を読んだ。
深瀬和久は平凡なサラリーマン。唯一の趣味は、美味しいコーヒーを淹れる事だ。そんな深瀬が自宅以外でリラックスできる場所といえば、自宅近所にあるクローバーコーヒーだった。ある日、深瀬はそこで、越智美穂子という女性と出会う。その後何度か店で会ううちに、付き合うようになる。淡々とした日々が急に華やぎはじめ、未来のことも考え始めた矢先、美穂子にある告発文が届く。そこには「深瀬和久は人殺しだ」と書かれていた――。何のことかと詰め寄る美穂子。深瀬には、人には隠していたある“闇”があった。それをついに明かさねばならない時が来てしまったのかと、懊悩する。
ずっと既視感を感じながら読んでいたが、そうか、藤原竜也でドラマ化されてたのか~
女性らしいというとまた主語が大きいとか言われちゃうけど、しんねりとした人間の嫌らしさみたいなのを書くのが上手だと思った。
なんというか、高校生の男子がそんな事考えてるのかなー
そこまでスルールカーストというか、ヒエラルキーって絶対じゃなかった気がする(のだがどうだろう。)
私の高校時代は共学だったとはいえ、特に男女交際もせずクラスのいわゆる浮ついた声の大きい層と、大多数の中間層、そしてそのまたわらじを作る人ではないけれど下の方人たち、という分類は確かにあった。
そしてもちろん私だって最下層か少し上くらいの層だった。
ただ、今思うとスルールカーストと言う言葉もなかったし、そんなに自分を嫌いじゃなかったんだよね。
ある意味言葉ができてからこそ、線が引かれたのかもしれん。
しらんけどなー
私は放課後は本屋を巡って家に帰って、本を読んで漫画を読んでといそがしかったので少なくとも、家ではクラスの中の自分の立ち位置を気にすることはなかったが、もしスマホがあれば24時間開放されなくて疲れただろうなぁ。
まあ、あんまりおぼえてないけど屈折してたけどその屈折が今の自分を作っているとも思っている。
高校生だった時代が遠すぎて、さらに性別も違うとなると全く想像つかないけれども。
大学時代に事故で死んだ友人の本当死因は?今まで不幸な事故(でも本当は運転を俺は止めたし、悪いのは無理やり別の友人を迎えに行かせたほかの奴らだ)と思っていた深瀬和久は、親友の死を胸に秘めひっそりと生きていた。ある日、当時の罪を告発する手紙が送られてきて、改めて親友のことを調べていくうちに、自分が彼とつりあってなかったんじゃないだろうか?優しいから相手をしてくれいただけど本当はそぐわない人間関係だったのではないか、と落ち込んでゆく。
まあそんなこんなで落ち込みつつも、告発文を送ってきた犯人をさがすミステリ要素も相まって意外な関係者の登場からの和解、最後の1ページでめでたしめでたし。じゃなかった!!という、もはや私の説明では一ミリも伝わってない気がするが、最後にそういうことか~~と伏線を回収するお話だ。
ネタバレなのだが、オンエアにのってネタバレしているのだまあ良いか。
(ザル判断、これから読んでみよう!という初々しい方は薄めで自分でぼかしを書けてほしい)
うーん、アレルギーって怖いな。はちみつになってもですか!?
最近、はちみつ舐めるのがマイブームなプーさん気味のわたしだが、確かに花によって味全然ちがうもんねー
あれって蜂の社会で、今年は「れんげ」にします。みたいな合意があるんでしょうかね。れんげ、最近見なくなったので、致し方なく別の花でいきましょう一派が対等したりすんのかな。
あーはちみつなめたくなってきた。
寝る前舐めると良いらしいよ。ねてるあいだに栄養が不足したら良くないらしい。
次に読みたい本
引き続き湊かなえを後数冊読みたいな。