図書館で、こんな本を見つけてしまいました。
読んでも、じゃないよ。読んでも読んでもよ。
そこは、砂で城を作るようなはかない記憶力の私のことを名指しで言ってるようなものだ。
以下目次を引用
はじめに なぜ、「読んでも忘れてしまう」のか?
第1章 「忘れる」ことから読書は始まる
第2章 肩の力を抜いて読書するための心構え
第3章 それでも「忘れない」ための具体的な方法
第4章 楽しい読書を取り戻そう
おわりに
結論から言うとですね、忘れて何が悪いんじゃ、と。
すっかり忘れてもきっと1%くらいのきらりと輝くものが胸の中に残っているはず。
忘れることを恐れずに読むのだ。という内容。
この本読んで思い出したのは「バーナード嬢曰く。」の町田さわこ(だったっけうん。忘れているね)
町田さわ子は読書がかっこいいと思っている。もっと言うなら読書をしている自分がかっこいいと思っている。
いかに読書家に見られるかのほうが、読書自体より大事になっている女子高生。
彼女の考え方と似てるなぁと思った。
なんかね、読書大変だけど頑張ってやったらいいよ!というスタンツなので、多分書評ブログとか書いたり読んだりする人にとってはピンとこないかなと。
だって、好きで読んでるから苦でもなんでもないしな。そもそも私にとっては読書はテレビ、漫画と同列のエンタメなんだけど。
つまり、四巻の表紙、神林しおりの発言のような気持ち。
ちなみにこの本、本読みにはたまらん漫画ですよ。
特に何が起こるでもない放課後の図書館に集う4人の高校生。
ただひたすら本についてしゃべくる漫画。
作者 施川ユウキの読書への造詣の深さがにじみ出まくって、読みたい本が増えまくるのです。特にSFに強い!!!
面白いSFが読みたい人におすすめ!この人の漫画、ほかにもおすすめいっぱいなんで、ぜひ絵柄にてスキキライせずによんでほしい。
で、最後に読んでも読んでも読書術 を検索したら下の本も出てきたので読んでも読んでもないけどご紹介。
タイトルがイケてる。バーナード嬢曰く。でも町田さわ子がキラーコンテンツとばかりに紹介ていた本です。
もっとも彼女は、むしろ読んでない本について堂々と語る方法を読まずに堂々と語ってたけど。
(えー私は図書館でパラパラっと見て断念。だって、この本結構まじめでむずかし気だった。ちくま学術文庫だし・・・)
しかし、読んでない本を堂々と語っているブログは結構多いというか、今私がまさにやってることなので需要はあると見た!
堂々と語りたい方におすすめです。