みなさんも作家に対するイメージ、少なくとも漫画家の絵柄にたいするイメージはあるだろう。
私のなかのとりみきは、まさしくこんな感じ。
SF大将 enlarged and revised edition (ハヤカワ文庫JA)
- 作者: とりみき
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2016/08/15
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログ (1件) を見る
と、検索して知るが、意外と私がこう、と思っていたイメージからまったくかけ離れているなぁ。
石神伝説も私の中イメージとまったく違ってびっくりした一冊。
内容はうまく説明できないが、古代伝奇物語。
ジャンル的には宗像教授に近いと思っていただいて間違いない。
現代によみがえる、ヤマトタケルに倒された土地の神々の怨念とそれを鎮圧する自衛隊。
血筋によりその中に巻き込まれていく女性新聞記者
。
蘇った古代の龍?を鎮圧していく糸目の自衛隊員がいて、なかなか面白いのである。
面白いのであるが大変残念な事に未完で終わっているのだ。
話としてはかなり大風呂敷を広げたところで、まさにこれからってところなんで、ここでやめられるとすごいフラストレーション!
作者のあとがきでは、連載雑誌の休刊のため未完のままで、いつか描こう描こうと思ってらうちにこんなに時間が経ったよー
という事らしい。
そう言わずに描いてほしい!!
古代の歴史にロマンを感じる方にオススメ!
ただし未完でも我慢できる人に限る。