御茶ノ水大学の哲学の先生でもある著者。
今回の文庫で学部長にまでなっていることを知りました。
週刊文春に連載しているエッセイがおもしろくて、文庫になるたびに購入しておりますが最近はやや食傷気味だった・・・けど読むとやっぱり面白い。
今回は、過去の偉大な哲学者をおちょくるいしいひさいちの漫画もついててお得です。ちなみにこの2人は同郷なそうな。朝日新聞連載の「ののちゃん」にでてくる教頭先生は土屋先生がモデルだとか。
この人のエッセイは読んでいるとおちょくられているのか、煙にまかれているのか判らない。少なくともためになることが書いてあるとは思わないが、利口そうに言い訳をするネタとしては使えるかもしれない。少なくとも哲学を勉強すれば、夫を口で言い負かすことが出来るようになるのかもしれないと思わせる。勉強しなくても十分ではあるが。(全文こんな感じ)
哲学者って本当に・・・周りを疲れさせる人種?それにしても、これだけ奥さんのことを酷評しておいて大丈夫なんでしょうか。
今回のエッセイはいろんなところで書いたものをまとめたもの。ぜんぜん知りませんでしたが女性誌やマネー雑誌?通販生活でもご活躍の様子。
とくに女性誌(VOCE?だったか)にて「美人は得だ」という理屈を展開。美人が得なのはなぜか。東大の哲学科卒の教授が哲学的に説明。おお、やっぱり美人は得だ!これからは美人になるために骨身を惜しまず金をつぎ込まねばなるまい。