みなさま、漫画の神様をAIで降臨!で話題になった「ぱいどん」はもう読んだだろうか?
いや、年明けに公開されているので結構前の話なのだが、最近たて続きでテレビや新聞で取り上げられていたので、調べたらなんとwebで無料で読めるらしいのだ。
確かに、いかにも手塚治虫な感じで違和感全くないと思ったのだけどどうだろう?
賛否両論あるらしいのだが、私はありだと思った。
ただ、漫画の神様がいつまでも新作を出していたら新しい漫画家はたまらんかもしれないけど。
しかし、今回のぱいどんを作るにあたっての話も読んだ。こっちもなかなか読み応えあり。
まだまだすべてAIがやれるわけでないみたい。
つまり、AI先生の人間アシスタントが必要というイメージ?
しかも結構な作業量・・・
ものすごい数の手塚キャラを読み込んで、いかにもな感じのキャラを作らせるまでにものすごく手間がかかっている。これは手作業・・・
これを読むと、AI漫画家が人間にとって代わるような状態まだまだ先な気がする。
どちらかというと作画周りは人間がするしかなくて、ストーリー作成とか編集者の作業などはAIを導入しやすいようだ。
しかし、この作品誰が著作権をもつのかしら?
あと、故人の意思とかもう聞きようがないのでそこら辺の問題も出てくるだろうな。
今回のプロジェクトには息子さんが入っているので大丈夫だと思うけど、たとえば、本当に手塚治虫がこれを読んでどういう反応をするかは誰もわからないしなー
新聞で読んだのだけど故人の音声データをあつめていかにも言いそうなことを学習させて、いわゆるコンピューター上で故人おしゃべりすることはもう可能らしい。
AIを学んでいる大学生ならできるとまで書いてあった。
写真のデータもたくさんあれば、それこそ美空ひばりのように復活もできるということだ。私これ見ていないので残念なんだけど。
あ、動画ありましたわ。
で、これからは死ぬ前に自分の音声データーや映像データの二次利用を許可するとかしないとか表明しないといけない時代になってくるらしい。
確かに、親しい人の声を聴けるのであれば聞きたい。AIと分かっていても話したいと思うのは人情かも。
でもそれによって、一期一会というか今この瞬間しかない出会いも人も、という感覚が薄くなるかもなーとかいろいろ考えさせられる。
それにしても、「ぱいどん」は連載できるような終わり方、というよりぱいどんっていったい何者なの?という伏線が張られたまま終わっているので、続きが気になる!
うわ、紙の雑誌はめちゃくちゃ高値がついてる!
モーニングで連載が続くのかな?