このミスに引き続き
今年のこのマンガがすごい、が発表されたもよう。
年末感が漂うわぁ
本屋さんにも(まだスッカスカだけど)特集コーナーができてたよ。
ランキングには「オトコ編」「オンナ編」と分かれている。
このくくりはあった方がいいのか悪いのか謎だけど、まあ、めくじら立てることもないのか。
とりあえず既読は
「ヒカルが死んだ夏」「タコピーの原罪」「海が走るエンドロール」の3つ。
海が走るエンドロール
これ、青春に年齢は関係ないよね!っいうことが伝えたいのかな?
それとも年齢や性別に拘らない周りの人達の素晴らしさなのかな?
夫と死別して一人になったうみ子さんが映画を取るために大学に入っちゃう。
謙虚だけど好奇心旺盛、才能も根気もある。もちろん人生経験や財産もある。
ただ、時間と体力がない。
素晴らしいと思うのは、彼女自身あたえられた役割にこだわってないところかな。
人の話を素直に聞けるところは、ほんと良い歳の取り方をされてますね、と思う。
嫌味がないというか。
いわゆる「老害」の真逆なタイプ。
どんどん美しくなっていくうみ子さんがすごい。
オトコ編 1位 光が死んだ夏
隣にいる大好きなヒカルは死んでしまって、今横にいるのはヒカルのフリをしたかなりグロテスクな何か。
なんというか、ちょっと土着っぽさのあるホラーと、ホントにヒカルのこと好きなのなーというBL感のコラボ。
・・・・嫌いじゃないですけど!
続きが気になる展開。
私の評価はそんなに高くないけど、オトコ編 2位 タコピーの原罪
コレ発売されたときは本屋で品切れで娘が探しまわってたわ~
値段も相当つり上がっていた。
私も読んだけど、実はうーん?いまいちピンとこない。
これは、ある意味ハッピーエンドなのかな?
話が複雑で、とか深い、と説明されたのだが。
いじめている子も実は不幸で、みたいな簡単な話ではないのは確かなんだけども、
なんだが、それをタコピーの原罪とするのがピンとこなかった。
何回か人生をやり直すタイムリープをするのだけど、安易にその力を使っちゃったたこピーにその罪があるってことなのかな。
そもそもタコピーは可愛い顔して宇宙人だし、悪気もないしそれでもあかんってことなんだろうか。
このぐるぐる考えちゃうところが人気なのかもしれぬ。
(私の評価が高くないのは絵柄のせい。子どもが痛めつけられる内容もちょっと。)
気になるのは、
とよ田みのるの「これ描いて死ね」
「そっか、マンガって自分でかけるんだ・・・」と裏表紙でびっくりしていたのでよくわからん想像だけどまんが甲子園みたいな?それともまんが道みたいな話なのかな?
どちらにしろ何かを産み出すクリエイターの話は好きだ。
年の瀬が近づくとこういう、今年の〇〇みたいなまとめがでて結構楽しいよね。
先日はこのミス1位を読んですごく面白かったので、これからは1位の本は読んでいこうと決めた。
ちなみに、オンナ編1位は聞いたことなかったけど天幕のジャードゥーガル
内容がまったく想像ができない。