藤岡拓太郎の「大丈夫マン」を読んだ。
初読みのギャグマンガ何だけど、表紙が銀色でキラキラしている。
(キラキラに向いている絵柄とは思えないんだけど、そこ含めて面白い)
大丈夫マン、別にこの本ずっと出てくるわけではなくむしろこの表紙の作品しか収録されていないんだけど、大丈夫だから!受け止めるから!といいつつ、受け止めきれずに寝込む。
「ポカリだけよろしく・・・」
が効いてるよね~~
それにしても、久々に古本意外の紙の本を買った私。
セレクトショップのような本屋が近所にできたのだ。
めちゃくちゃ気になるけど敷居高いなあ、だって普通のお家の一部じゃん、
お土産もといお買い上げなしじゃでてこれんやん?
と思っていたが、行ってみたら店主が同級生でびっくりしたのだ。
何も買わずに出られなかった、っていうのが最大の理由。
でも、作者藤岡拓太郎はツイッターなどで作品を発表していた人なんだけど、
あとがきにて「発信する人の心の守り方」みたいな文章が実は一番買ったかいがあったなと思った。
大丈夫じゃないときもあるよね、みんな。
嫌なコメントは一定数あるわけで、そんなのもう見ないと決めちゃえ!
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さて、その本屋の話し。
私の通う学校には課題図書というものがあり、毎月一冊本を読むのだが、
それこそ、同学年の500人近くの高校生が同じ本を読むのってものすごいことだと思う。
しかも、その本のチョイスが振るっていて、多分国語の先生の独断によるチョイス。
今覚えてるのは3つくらいだけど。
これ、歴史とミステリーの融合ですごくハマった。
井沢元彦にはもっともっとこういう作品を書いてほしいなぁ~
歴史の勉強的な大作シリーズも素晴らしいとは思うんだけど。
これなんかは、絶対に自分ではチョイスしないと思う。
まず、婦道っていう言葉に敏感に嫌悪感を覚えるから。
うーん、でも読むと面白かったんだな、これが。
ただ、婦道って言葉は未だに好きにはなれん!
そして、これ。
もう、これは言わずもがなの名作なのだが、こちらも高校の課題図書で出会った。
その後しばらく遅く来た清張フィーバーを経験し、一番好きなのはなにげに高校殺人事件だった私。ヘン?これ、松本清張にしては読みやすい、っていう理由だけかも。
当時高校生だったしね。
さてさて、
実は今回の同級生の本屋はこの「点と線」から名前をとっていたのだ。
もうねー、色々記憶の中で広がりすぎちゃって、私の中では相当感動してたんだけど(勝手に)伝わったかどうかは不明。
こちらの本屋、実は福岡市の香椎というところにありまして、ここは松本清張の書いた点と線の重要なトリックの鍵となる場面なのです。
今で言う聖地なのですわ。
で、この香椎には香椎宮と言う神社がありまして、先程紹介した井沢元彦の小説でも「珍しい神社」として紹介されてたりするんですよ。
もしかして、先生、郷土愛を込めての選書だったのかな?
うわ~~~もう一回読みたくなってきた!!!
地元にできた貴重な本屋にエールを送る意味でもあしげく通いたい。
(でも、私はkindle愛好者加えてブックオフラバー、すまんA君)
お近くの方はぜひ、テントセンブックスへ!!